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Copilot in Windowsにおける「プラグイン」を使う方法と現状(前編)

ITmedia PC USER / 2024年8月13日 18時25分

Copilot in Windowsにおける「プラグイン」を使う方法と現状(前編)

Copilot in Windowsでプラグインは使える?

 Copilotでは「プラグイン」を有効にすることで一部の拡張機能を利用できる。Windowsのデスクトップ画面で利用する「Copilot in Windows」からも、こうしたプラグインを確認できるが、実際に有効にして使うことはできるのだろうか。本稿では、こうしたプラグインについて、現時点で確認できる挙動について具体的にチェックしていこう。

 なお、本稿における検証は24年6月末において「Windows 11バージョン23H2」のOSビルド「22631.3810」を用いて行ったものだ。バージョン等が異なる場合には、異なる挙動になることも考えられるので、ご了承いただきたい。

●Copilot in Windowsでプラグインを確認してみる

 Copilot in Windowsでプラグインを有効にするには、Copilot in Windowsのサイドバー画面を起動し、チャット画面の右上に表示されている四つの四角形が集まったようなアイコンをクリックしよう。これでタブが「プラグイン」に切り替わり、有効にできるプラグインが並んでいる状態になる。

 標準でオンになっているのは「検索」のスイッチのみ。これをオフにすると、その他のプラグインもオフになることが注意事項として記載されている。

 その下部には、(1)「Instacart」、(2)「Kayak」、(3)「Kiama」、(4)「OpenTable」、(5)「Suno」、(6)「ショップ」の6つのプラグインが表示されていた。それぞれスイッチをオンにすることで、プラグインを有効にできる。

 ただし、注意点もある。チャットで何か会話を展開している状態でプラグイン横に表示されているスイッチをクリックしても、「新しいトピックの開始 プラグインを変更するには」という文字が表示されるだけで機能は有効にならなかった。このテキストをクリックしても何も起こらず、特に理由も表示されないため、理解してから使う必要がある。対策としては、「New chat」をクリックして、現状の会話を閉じてから利用すればよい。

 以下、それぞれのプラグインが使えるのかどうかを順に確認していこう。

(1)Instacart

 まず、Instacart(インスタカート)とは、米国の大手食品配達サービスである。アプリを使って、該当店舗の商品を商品を購入すると、登録している配達者の人が商品を届けてくれるというネットスーパー版のシェアリングサービスだ。

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