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AMDの新型CPU「Ryzen 9 9900X/9950X」の真価はどこで発揮される? 試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年8月14日 22時5分

・Ryzen 9 9950X:1万949ポイント

・Ryzen 9 9900X:1万632ポイント

・Ryzen 7 9700X:1万646ポイント

・Ryzen 5 9600X:9120ポイント

・Core i9-13900K:1万54ポイント

 PCMark 10は、Webブラウジングやオフィスソフトの利用といった処理の軽いものから、ビデオ会議や画像編集といった重たい作業まで、PCで行われる多くの作業をまとめてテストする“総合テスト”だ。テスト中は、意図的にいくつかの作業を並行して行うシーンも用意されている。

 並行作業は、物理コア(あるいはスレッド数)が多いCPUほど優位に立ちやすい。しかし前回、8コア16スレッドのRyzen 7 9700Xは、合計で24コア32スレッドを備えるCore i9-13900Kを上回るスコアを記録した。1コア当たりの性能改善に加えて、「全部がPコア」という設計方針が奏功したものと思われる。

 今回のテストでは、Ryzen 9 9900XはRyzen 7 9700Xに僅差で負けているが、これは誤差の範囲だろう。そして、Ryzen 9 9950XはRyzen 7 9700Xに勝っているものの、そこまで大きな差とはなっていない。

 日常利用だけではRyzen 9 9900X/9950Xの性能は持て余す――そういうことなのだろう。

3DMark

 続けて、3Dグラフィックスの総合ベンチマークテストアプリ「3DMark」の主要テストを一通り実行してみた。今回はDirectX 11ベースの「Fire Strikeシリーズ」と、DirectX 12ベースの「Time Spyシリーズ」における総合スコアは以下の通りだ。

・Fire Strike(フルHD:1920×1080ピクセル)

・Ryzen 9 9950X:5万719ポイント

・Ryzen 9 9900X:4万9572ポイント

・Ryzen 7 9700X:4万9218ポイント

・Ryzen 5 9600X:4万6596ポイント

・Core i9-13900K:4万781ポイント

Fire Strike Extreme(WQHD:2560×1440ピクセル)

・Ryzen 9 9950X:3万3054ポイント

・Ryzen 9 9900X:3万2274ポイント

・Ryzen 7 9700X:3万1862ポイント

・Ryzen 5 9600X:3万783ポイント

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