1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. デジタル家電

 エレコムが“本当に使える”バックパック「「MNL CITY PACK」を9月に発売 バッグを200個以上使ってきたYouTuberと共同開発で想定価格は2万円弱

ITmedia PC USER / 2024年8月20日 14時17分

・パソコンコンパートメント上部のポケット

・ショルダーストラップの長さを容易に好みの「長」「短」で切り替えられる2つのアジャスター

・すべての気室に上または横からアクセスできるジッパー

 重いもの(≒ノートPCなど)は、重力の都合で下方向に落下しようとする。それを縦長のバックパックに入れると、当然下側に重量が集中するのだが、そうすると振り子の作用で重さを余計に感じやすい。

 しかし、背中側、特に上側ショルダーストラップの付け根付近に重いものを配置できれば、重さを感じづらくなる。「PCを取り出すときに、一緒に使うものを収納するポケットを同じコンパートメントに配置することで、すぐに作業を始められる」というリュークさん。ソフトウェアエンジニアとして出先での作業が多いという自身の経験に基づくこだわりだ。

 長さをすぐに切り替えられるアジャスターは、「自転車に乗っている時には体の動きを妨げないようショルダーストラップを長めにするが、ウォーキングでは横揺れしないよう短めにしたい。その都度、長さを微調整するのは面倒だ」という経験から生まれた。

 また、バックパックを背負ったり前に抱えたりしている場合に、片方のショルダーストラップを肩にかけた状態でモノを取り出しやすいように、人体の動きに合わせて上または横からのアクセスをしやすくしたのも大きなこだわりポイントだ。

 リュークさんは「他にもこだわったポイントが50くらいあるんですが、全部語っていたら時間が足りなくなるので、皆さんご自身で使い勝手の良さを実感してほしい」と締めくくった

●「MNL CITY PACK」ハンズオン

 発表会場のテーブルには、じっくりと細部まで見られるように本製品が置かれていた。また、会場後方には最終的なバージョンに至るまでの4つの試作品が展示されていた。

 筆者の愛用するバックパックは、ほとんどが容量18Lのものだ。内側にモバイルバッテリーをセットしておけば、外側のUSB端子を使ってスマホの充電ができるなど、さまざまな機能が備わっているが、その分重い。

 しかし、MNL CITY PACKは容量21Lと大きめなのに軽く、手にしたときに拍子抜けしてしまった。

 パソコンコンパートメントの内側は、柔らかい素材とクッションでPCを傷つけることがない。底部から少し浮かせた位置にポケットの底があるため、不用意に床や地面に置いたとしても収納したPCの破損を防げそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください