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「ThinkVision M14t Gen 2」は高解像度化してタッチ操作対応を果たした14型モバイルディスプレイだ! 試して分かった進化ポイント

ITmedia PC USER / 2024年8月23日 12時0分

 付属品はUSB Type-Cケーブルに加えて、USB Type-Cポートを90度を変えて配線するためのL字型アダプター、専用スタイラスペン、専用スリーブケース、および本製品のスタンドを本体背面にたたんだ状態で固定するためのコの字のパーツが左右2個付属する。

●接続方法はUSB Type-Cのみ パススルー充電にも対応

 では実際に使ってみよう。USB Type-Cポートは左右に1つずつ配置されているが、機能的には違いはないので、PCとの接続はどちらを使ってもよい。本体ではなくスタンドに配置されていることから、ノートPCと並べた場合でも干渉しないのはプラス要因だ。

 また付属のL字型アダプターを使用すれば、狭い場所でケーブルを無理に折り曲げることなく向きを変えられる。こうした配慮はありがたい。

 一方でスタンドの構造上、縦置きでの利用には基本的に対応しない。製品ページには特に説明がないが、本製品の背面にはオプションのアームに取り付けるためのネジ穴が設けられており、もし縦置きで使いたい場合は、こちらを利用するとよいだろう。

 なお本製品は、このUSB Type-Cポート×2を用いてのパワーパススルーに対応している。試しに最大67W出力のUSB PD充電器を本製品に接続したところ、ノートPCは45Wの充電器が接続されていると認識された。ノートPCのUSB Type-Cポートの搭載数が限られていても、1ポートあれば本製品に映像を出力しつつ給電も受けられるので便利だ。

●タッチ操作をサポート スタイラスは汎用タイプに差し替え

 タッチ操作についてもチェックしておこう。本製品は10点マルチタッチに対応しており、指先で操作が行えるのに加え、付属の専用スタイラスペンを使っての手書き入力が行える。

 これらは従来モデルに当たるM14tとよく似ているが、標準添付の専用スタイラスペンは従来のようなアクティブペンではなく先端がシリコンゴムで、静電容量式のパネルであればモデルを問わず反応する汎用(はんよう)的なモデルへと改められている。電池不要で使えるのは利点だが、筆圧検知などの機能もなく、機能としてはあくまでも指先の代わりにすぎない。

 もし従来のような4096段階の筆圧検知にも対応したペン操作を行いたい場合は、オプションで用意されているLenovo デジタルペン2(直販価格3850円)を追加すればよい。こちらであれば画面に表示される十字ポインターにより高精度な描画が行え、上面に搭載した2ボタンを使えばツールを切り替えることなく、消しゴムや範囲選択といった機能を利用できる。

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