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日本と米国で「ロボット掃除機」に対する意識は? ルンバでおなじみの「アイロボット」が調査して分かった違い

ITmedia PC USER / 2024年8月30日 17時0分

 一方で、日本人は面倒を嫌う傾向にもある。

 床の水拭き掃除について面倒かどうか聞いた所、米国では約半数(48.5%)が面倒と答えたのに対して、日本人はその割合が4分の3近く(74%)まだ上がる。なのに、日本では水拭き機能を備えるロボット掃除機(2in1ロボット掃除機)を使っている割合がわずか1割ほど(11.7%)だ。

 挽野社長は、この現状は「(日本人が)2in1ロボット掃除機を認知していないからではないか?」と分析する。

 日本人はロボット掃除機のメンテナンスも面倒に感じる傾向にあるという。メンテナンス頻度も米国人と比べると有意に低く、特に「したことがない」という回答比率はずばぬけて高い。

 もしかすると、このメンテナンスの面倒さが、日本人のロボット掃除機に対する満足度の“低さ”につながっているのかもしれない。

 今回投入したRoomba新モデルは、これらの調査で示された「日本市場の状況」を踏まえて投入される。特にRoomba Combo 10Max ロボット+AutoEmpty 充電ステーションは、ハイエンド(多機能)志向の日本市場において、より広いユーザーに訴求すべく企画されたそうだ。

 昨今、日本ではハイエンドモデルを中心にロボット掃除機の市場が盛り上がっている。特に、中国メーカーの攻勢は特に強い。ロボット掃除機の草分け的存在であるアイロボットも、現在は激しい競争の中に身を投じている。

 モップの自動洗浄機能など、Roombaの新モデルは自身に“足りない”部分を補うことで魅力を高めた。しかし、ライバルも機能面で切磋琢磨(せっさたくま)してくるだろう。

 ロボット掃除機の競争は、どこまでいくのか。目が離せない。

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