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きっかけは何? ふと思い立って自宅の光インターネットを1Gbps→10Gbpsに切り替えた話【前編】

ITmedia PC USER / 2024年9月13日 16時0分

・ひかり電話用に発番された電話番号を他事業者に移行できない

 「工事費とかは、キャッシュバックとか受ければ穴埋めできるんじゃない?」と思うかもしれません。確かにそれはその通りなのですが、解約時に必要な支払いも鑑みると必ずしもお得とは言いきれない面もあるので、あえて考えていません。

 ここまで来ると、10Gbps回線はフレッツ光 クロス(か、同回線を使う光コラボレーションサービス)しか事実上選択肢がないが、ひかり電話を使えなくなるのは困る――ビデオ会議で困ることがなかったこともあり、10Gbps回線への切り替えは当面見送ることにしました。

●約3年の時を経て「電話」に対応するも「工事費」の壁にぶつかる

 10Gbps回線の導入を見送ってしばらく経過し、2023年に入りました。大型連休が終わった5月6日、大ニュースが入ってきました。フレッツ光 クロスでもひかり電話を利用可能になるというのです。ドコモ光 10ギガも、特に報道発表はありませんでしたが同じタイミングでドコモ光電話に対応する旨が発表されました。

 実用面において、1Gbpsから10Gbpsへ切り替える上での障壁はなくなった……のですが、今度は工事費がハードルになりました。

 ドコモ光 1ギガを光配線(通信回線が光ファイバーとなる)プランで使っている場合、ごく一部の例外(※1)を除いて自宅側での回線工事は不要、つまり使っているONU(光コンバーター)やホームゲートウェイを取り換えるだけで10Gbps対応にできます。

(※1)集合住宅(アパート/マンション)向け光配線プランで、設置(自宅)側施設に10Gbps対応でない部分がある場合など(物理的な工事が必要な場合は、申し込みのコンサルティング時に伝達されます)

 しかし、筆者の契約条件の場合、ホームゲートウェイの設定に伴う派遣工事が必要です。この派遣工事は有償で、1万1660円となります。これに、ドコモ光電話の機器工事料(設置料)として1650円がプラスされます。

 別事業者の回線を引き直す工事費より安いことは確かなのですが、大規模な工事がないのにこれだけの金額を払うのには、どうしても“ためらい”がありました。分割払いも可能ですが、この金額で分割払いするのも何だかな、と思ってしまったのです……。

●速度の切り替えでも「工事費無料」に

 しかしドコモ2024年6月、1ギガ(1Gbps)から10ギガ(10Gbps)に変更する場合の工事費を“無料”とするキャンペーンを開始しました。これを適用すれば、先述した工事料のうち1万1600円は確実に無料となります。

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