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「PC USER」は30周年を迎えました

ITmedia PC USER / 2024年9月30日 12時0分

「PC USER」は30周年を迎えました

PC USERの前身であるPC雑誌「Hello!PC」の創刊号。キャッチコピーは「初心者にやさしいパソコン情報誌」だ

 PC USER 編集長の田中です。

 PC USERは2024年9月に30周年を迎えることができました。ここまでメディアの運営を継続できたのは、ひとえに記事をご覧いただいている読者の皆さま、メーカーの皆さま、執筆/撮影陣の皆さま、そして社内外の関係者の方々のお力添えがあってのことです。

 改めて、感謝の言葉をお伝えしたいという言葉がきれいごとに聞こえるかもしれませんが、ここに至る天文学的な数におよぶ皆さまとのつながり、そして時間があってこそと、その重さをかみしめている次第です。

●雑誌からWebメディアになり30周年を迎える

 PC USERが産声を上げたのは、1994年9月に創刊したソフトバンク出版事業部(当時/現SBクリエイティブ)のパソコン情報月刊誌「Hello!PC」です。当時はWindows 95のリリースを前に、さまざまなパソコン雑誌が文字通り群雄割拠していた時代で、WindowsもMacintoshもまだまだ一般的な知名度は低い状態でした。

 このHello!PCも、パソコン初心者向けにスタートしており、1999年には誌名を「PC USER」に改め、月刊から月2回刊へと時代とともに成長してきました。そして、いわゆる“ITバブル”崩壊を経た2005年12月をもって、雑誌時代は幕を閉じます。

 一方、2005年3月にソフトバンク・アイティメディア(旧ソフトバンク・ジーディーネット)とアットマーク・アイティが合併し、現在に続くアイティメディア(メディア名の「ITmedia」は2004年から)のPC担当メディアとして「PCUPdate」(正確には+D PCUPdate)編集部がありました。ここにPC USER編集部のスタッフが合流し、2006年6月からWebメディアとしての「PC USER」が歩みを始めたのです。

 雑誌からWebメディアへの転身は、まさに今で言うDX(デジタルトランスフォーメーション)に近いものがありましたが(雑誌時代も作業の大半はデジタル化していましたが)、そこからも18年の年月がたっています。

 「変わらないために、変わり続ける」という格言は、過去の偉人だけでなくラーメンチェーンの創業者や複数のミュージシャンなどによって形を変えて受け継がれていますが、まさにそのような30年だったのかもしれません。

 これまで歴代の編集長は5代4人、編集や営業、さらには技術スタッフ、もちろん執筆/撮影陣を含めると百人単位の人々がバトンをリレーしてきたことになります。時の流れは人それぞれですが、そもそもビジネス的に何らかの成長を続けないと世の中から必要とされず、消えてなくなってしまう――。

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