「PC USER」は30周年を迎えました

　既にDOS/Vに関する情報を扱う雑誌はなく、定期刊行物としてのパソコン情報誌は一部が全国に流通しているのみです。PC USERが存在しているということは、読者の皆さまに情報を届けて何らかの価値を作り続け、皆さまの何らかのお役に立っている、必要とされていることなのかもしれません。

　いや、「メディアの作り手がそんなに冷めていてどうする？」というお叱りの言葉があるかもしれません。でも、安心してください。

　制作サイドの熱量は、時代を経ても変わっていません。今はまさに、法人向け／個人向けのクライアントCPUはAMD／Intel／Qualcommが激しい競争を繰り広げ、AIの旗印でNVIDIAを筆頭に文字通り世間を騒がせています。そういった情報を分かりやすく簡潔にお届けするのは当たり前ですが、これからはもっと顔が見えるようにしたり、こだわりをお伝えしたりといった部分にも力を入れたいなと思っています。

　ざっくりですが、Windows 10の延長サポートが終了を迎える2025年10月前までは30周年イヤーとして、普段はできなかったこと、新しい取り組みなどに挑戦できればとも考えています。何か一緒にできるかも、いっちょもんでやるといったことがありましたら、お気軽に編集部までお声がけいただくか、こちらのフォームからお知らせください。

　最後に、改めてPC USERをご覧いただきありがとうございます。31年目もユーモアを忘れずに、“今”と“ちょっと先の未来”をお届けしていきます。