1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

容積6L以下の「MEGAMINI G1」! 水冷でセクシーなビジュアルも魅力な小型ゲーミングデスクトップPCを試す

ITmedia PC USER / 2024年10月1日 16時30分

 CPUはモバイル向けの第13世代CoreプロセッサのHシリーズを採用しており、Core i9-13900H(14コア20スレッド)とCore i7-13620H(10コア16スレッド)の選択肢がある。

 メモリはデュアルチャンネルのDDR5を搭載し、容量は32GB(16GB×2)、最大で64GB(32GB×2)の構成まで対応している。ストレージは、PCI Express 4.0 x4対応のM.2 SSDを備え、こちらも容量は1TBまたは2TBの構成がある。

 なお、メモリソケットとストレージ用のM.2ソケットには、底面のカバーを外して比較的簡単にアクセスできる構造になっている。

●高速かつ充実のインタフェースを用意

 通信機能については、2.5GBASE-T対応の有線LANを始め、Wi-Fi 6E対応の無線LAN、Bluetooth 5.2を標準で装備する。

 本体装備の端子類も充実している。USB Type-C端子が2基あり、うち1基はThunderbolt 4(40Gbps)対応で、もう1基はUSB 3.2 Gen 2(10GGbps/画面出力対応)だ。また、USB Standard-A端子は、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)対応が5基、USB 2.0対応が1基と、合計6基を装備している。

 画面出力は2基のUSB Type-C端子に加えて、2基のHDMI 2.0端子も備えている。

 珍しいところでは、「OCuLink(PCIe 4.0x4)」も装備する。外部GPUボックスの接続を意識したPCIeベースの高速端子だが、本製品の場合は本体にNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを内蔵しているため、出番はあまりないかもしれない。

 左側面にはSDメモリーカードスロットも備える。対応仕様については記載がないが、筆者の手持ちのSDXC(UHS-II)カードは、本来の性能で利用することができた。

●高いパフォーマンスを実証

 ベンチマークテストの結果を掲載する。特に言及がない限り、UEFIセットアップで設定できる動作モードは「Performance」、Windows 11 Proの電源設定は「最適なパフォーマンス」で統一している。

 CINEBENCH 2024(最低実行時間10分)のスコアは、GPU/CPU/CPU(シングルコア)、全ての項目でASUS JAPANの小型デスクトップPC「ROG NUC」(Core Ultra 7 155H搭載)を上回る。Core i9-13900H搭載機としても高い水準で、放熱性能の高さが伺える。3DMarkのスコアでもNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU搭載機として水準以上のスコアをマークしており、パフォーマンスは申し分ない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください