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一般公開された「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」 廃止される機能は?

ITmedia PC USER / 2024年10月2日 17時15分

一般公開された「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」 廃止される機能は?

Windows 11 2024 Updateでいよいよ廃止されることになった「ワードパッド」。以前のバージョンから更新すると、アプリ自体が削除される

 既報の通りMicrosoftは10月1日(米国太平洋夏時間)、Windows 11の新バージョン「2024 Update(バージョン24H2)」をリリースした。

 本バージョンには複数の新機能や機能改善が盛り込まれた一方で、廃止された機能もある。この記事では、主な廃止機能を紹介する。

●ワードパッド(ワープロアプリ)

 Windows 95やWindows NT 4.0以来、Windowsには「ワードパッド」というワープロアプリが付属している。このアプリでは主にリッチテキストファイル(RTF)に対応しており、Windows 10/11向けアプリでは不完全ながらWord(doc/docx)ファイルも読み込める。

 このワードパッドだが、2023年9月をもってアップデートを終了(停止)しており、Microsoftは利用を推奨していない。

 そして、Windows 11 2024 Updateではワードパッドそのものが削除された。純粋なテキストファイルを扱う場合は「メモ帳」を、リッチテキストファイル(RTF)やWordドキュメント(doc/docx)を扱う場合は「Microsoft Word」や他のサードパーティー製アプリを利用しよう。

●Cortana

 Windows 10/11の音声エージェント「Cortana(コルタナ)」は、2023年春をもって単独アプリとしての提供を終了し、「Copilot(コパイロット)」に継承された。

 その後もアプリは一応残っていたのだが、Windows 11 2024 Updateではそれも削除される。

●ヒント

 Windows 10/11には、使い方や新機能を紹介する「ヒント(Tips)」アプリがプリインストールされてきた。しかし、本アプリは2023年11月をもってバージョンアップを終了して“非推奨”となった。

 そしてWindows 11 2024 Updateではヒントアプリ自体が削除された。ただし、ヒントアプリと同等の機能は、Webコンテンツとして提供されているので影響は少ないものと思われる。

●Windows Mixed Reality

 Windows 11 2024 Updateでは、Microsoftが開発したVRプラットフォーム「Windows Mixed Realty」へのサポートが削除されている。そのため、Windows Mixed Realityに対応するヘッドマウントディスプレイ(HMD)やコントローラーが利用できなくなった。

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