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オートフォーカスアイウェアの新モデル「ViXion01S」を試すー 頭がデカい筆者に対応、その実力は?

ITmedia PC USER / 2024年10月11日 12時5分

 かけ心地という点では軽量化も大きなポイントです。ViXion01のサイズは約160(幅)×160(奥行き)×35(高さ)mm、重さ約55gのところ、ViXion01Sは約155.5(幅)×163.44(奥行き)×42.5(高さ)mm、重さ約45gと軽量化しています。レンズをはめるアウターフレームを外せば、さらに約31gへと軽量化できます。

 ちなみに筆者が使っているメガネの重量は32gです。ViXion01Sを装着したままで顔を左右に振ってみると、軽さを実感できますね。

 形状変更と同じく、待ち望んでいた方が多いであろうアップデートが、新たに用意されたアウターフレームです。単に普通のメガネに見た目を寄せただけでなく、任意のレンズを装着できるので、乱視の方もコンタクトレンズ無しにオートフォーカスアイウェアを利用できるようになりました。

 また、ブルーライトカットレンズを入れることもできます。リューターでプラモデルやエアガンの部品などを削るときに、標準で付属する度なしレンズ付きアウターフレームを装着していれば、ある程度は目の付近を守ることができます(強力な工具で加工などを行う際には、専用のゴーグルを必ず着用しましょう)。

 ゴーグルの下にViXion01Sを装着した場合、ゴーグルのレンズが距離センサーをふさぐため、オートフォーカスが誤操作します。サイズ的にはゴーグルの下に装着できますが、正常に動作させるためには距離センサー部に穴を開ける必要があるのでご注意ください。

 細かな部分では、右側だけにあった視度調節ダイヤルが、視度調節レバーに変更されて左右に配置されるようになりました。バッテリーは3.7Vリチウムポリマー(150mAh)と同じですが、バッテリー駆動時間がViXion01は最大約10時間だったのに対し、ViXion01Sは最大約15時間に延長されました。

 連続15時間も装着して使う状況はかなりのレアケースだと思いますが、これだけバッテリー駆動時間が延長されれば、出先で充電する必要はまずないでしょう。

●「ViXion01S」でも私の頭にはまだちょっときつかった

 さて、実際に使ってみた感想をお伝えしましょう。まず装着感については、しっかりと深くかけることができ、ずれることもありません。ただ個人的には長時間装着すると、少し痛みを感じました。とはいえ、従来のViXion01とは異なりViXion01Sは左右のツルに何も入っていません。ドライヤーかヒートガンの風をかけながら、少し広げてしまえば、解決するかなーと思っています。

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