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2画面PC+2画面モバイルディスプレイ環境をZenBook DuoとEHOMEWEI XQ-160PWで作る

ITmedia PC USER / 2024年11月1日 17時35分

2画面PC+2画面モバイルディスプレイ環境をZenBook DuoとEHOMEWEI XQ-160PWで作る

 仕事の効率を高めるために、PCディスプレイの台数やサイズは決定的な役割を果たします。私自身、複数のディスプレイを活用しており、ノートPCは「ZenBook Duo」という2画面搭載モデルを使っています。デスクトップ環境では、ディスプレイを3~4枚並べて使うことで、圧倒的な作業スペースを確保しています。

 そんな中、先日開催されていた「Amazon プライム 感謝祭 2024」をチェックしていたところ、偶然見つけたEHOMEWEIの「XQ-160PW」というデュアルモニターに興味を引かれ、思い切って購入してみました。価格は7万9980円(記事公開時点、クーポン適用価格)と高価ですが、結果としては期待以上の性能でした。

 この製品はモバイルディスプレイという位置付けですが、本体の重さは約2085gあり、正直なところ持ち運ぶには重いです。それでも、据え置きの環境で使用するならば、その大きさと機能が存分に生かされるアイテムです。

●サイズ違いとタッチ操作の有無でモデルは4種類

 EHOMEWEIのデュアルスクリーン(Xシリーズ)には、4つのラインアップがあります。16型の2.5K解像度(2560×1600ピクセル)モデルが2種類、15.6型のフルHD解像度(1920×1200ピクセル)モデルが2種類、いずれもタッチ対応と非対応が選べます。画質やサイズにこだわる人はもちろん、タッチ操作を頻繁に使う人にもそれぞれのニーズに応える柔軟なラインアップが魅力です。

 私が選んだのは16型のタッチ対応モデル「XQ-160PW」です。どのモデルも重く、一番軽い15.6型(非タッチパネル)でも約1695gです。重さやサイズ感からしても、持ち運びには不向きだと感じたため、あえて最も大きく、かつタッチ対応のモデルを選んだわけです。今回はこのXQ-160PWのレビューをお届けします。

●縦型デュアルディスプレイは省スペースだが広大

 XQ-160PWの最大の特徴は、やはりそのデュアルディスプレイとしての利便性です。特にディスプレイを縦に2枚並べて使うというのは、設置場所のスペースが1枚分で済むため省スペースになります。これはZenBook Duoでも感じている利点です。

 また、接続も非常にシンプルです。USB Type-C(Thunderbolt 3以上)のポート1本で接続が可能ですし、ディスプレイの電力供給も同時に行えます。ただし、輝度を上げたり、そもそもPCからの給電が不足していたりする場合は、別のUSB Type-Cポートから電源を供給する必要があります。

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