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HHKB Studioの新色「雪」が登場! キー刻印の視認性を上げるカスタムをやってみた 新色登場の背景にはApple Vision Proの存在も

ITmedia PC USER / 2024年11月7日 12時55分

 他のHHKBシリーズと異なる点は他にもある。例えば、静電容量無接点ではなくメカニカルスイッチを採用したことだ。メカニカルスイッチにありがちな「カチャカチャ」という騒がしさはないものの、独特な「スコスコ」というキータイプ音や、ふにゃりとしたキータッチはない。好みのキースイッチに変えられるホットスワップにも対応している。

 ここで白についても触れておこう。雪モデルの特徴は、雪のような白がベースカラーであることだ。アクセントはシルバーカラーで塗装されたABS樹脂で、PBT素材のキートップに入った刻印はクールグレーカラーとなっている。

 降り積もった雪の上に、椿など常緑樹の葉から落ちた水滴が描くコントラストに似ていると感じた。なお、キートップの刻印は他のHHKBシリーズと同じ昇華印刷を採用しているので、文字がすり減ってしまい見えなくなるという心配は不要である。

 雪モデル登場と同時に、キーマップ変更ツールも改良された。1つはプロファイルごとに設定を保存し、それをインポート/エクスポート可能になった点だ。自分で設定したプロファイルの他に、他人が使い勝手を極めたHHKB Studioのキーマッププロファイルを追加することもできることになる。また、自分で作成したキーマップをベースに再編集することも可能だ。

 2つ目は、WindowsとmacOS間で同じキーマッププロファイルをインポートできるようになったことだ。他人の作ったキーマッププロファイルを取り込む際に、OSの違いを気にする必要がなくなっただけでなく、どちらのデバイスも使うという人にとって、指が覚えたキーマップで入力できるのはメリットとなるだろう。

●HHKB Studio 雪モデルをじっくり観察する

 それでは早速箱を開けてみよう。パッケージの中身は、HHKB Studio本体の他、電源となる単三形乾電池×4本、予備のポインティングスティックキャップ×4個、USB Type-Cケーブルとなっている。

 地味にうれしかったのは、ケーブルの色も白でそろえてあるところ、そしてポインティングスティックキャップの色が墨モデルより明るめになっていたことだ。

 左右カーソルキーとしての役割を持つジェスチャーパッド、左クリック、中クリック、右クリックのマウスボタン、ウィンドウ切り替え用ジェスチャーパッドを前面に搭載している。

 左側面には上下カーソルキーとして使えるジェスチャーパッド、右側面には素早いスクロールが可能なジェスチャーパッドを備える。

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