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法人向けノートPC「dynabook X74」登場 バッテリーセルフ交換可能モデルの14型仕様

ITmedia PC USER / 2024年11月28日 11時5分

法人向けノートPC「dynabook X74」登場 バッテリーセルフ交換可能モデルの14型仕様

dynabook X74

 Dynabookは11月28日、法人向け14型ノートPC「dynabook X74」を発表し、同日から受注を開始した。価格はオープン設定となっている。

●dynabook X74の概要

 dynabook X74は、2023年7月に発表された13.3型ノートPC「dynabook X83」の14型モデルという位置付けだ。X83で採用されたバッテリーのセルフ交換機構が想定以上に好評だったことと、Dynabookの法人向けノートPCにおける販売シェアにおいて14型が大きく伸長していることを受けて、14型のバッテリーのセルフ交換対応モデルとして生を受けた。バッテリーモジュールはX83と共通で、交換手順もX83と同様となる。

 ボディーはマグネシウム合金製で、MIL-STD-810H(MIL規格)に定める10項目の耐衝撃/耐環境試験を実施予定だという。最軽量構成の重量は約1.1kgとなる見通しだ。

 CPUは第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)のUシリーズで、以下のものから選択できる(いずれもPコア2基4スレッド+Eコア8基8スレッド構成で、★印付きのCPUは企業向け管理/セキュリティ機能「Intel vProプラットフォーム」対応)。

・Core i5-1334U

・Core i7-1355U

・Core i5-1345U★

・Core i7-1365U★

 なお、dynabook X83とは異なり、本製品ではPコア(パフォーマンスコア)をより多く搭載するPシリーズのCPUは選択できない。ただし、設計上はPシリーズも搭載できるようになっており、「ユーザーから要望があれば(Pシリーズ搭載モデルも)検討したい」とのことだ。

 メインメモリ(LPDDR5X規格)は標準で16GBを備えるが、カスタマイズ(CTO)オプションを使うと32GBに変更することも可能だ。ストレージはPCI Express接続のSSDで、標準で256GBのモジュールを搭載しているが、CTOオプションを使うと512GBまたは1TBのモジュールに変更できる。OSはWindows 11 Pro(バージョン24H2)をプリインストールする。CTOオプションで「Microsoft Office Home & Business 2024」のライセンスを付帯することも可能だ。

 ディスプレイは1920×1200ピクセルの14型液晶(非光沢加工)で、タッチ機能の有無は選択できる。Webカメラは標準で約92万画素(HDセンサー)だが、CTOオプションで顔認証対応の約200万画素(フルHDセンサー)も選べる。

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