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PCやMacでも編集可能! AIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」と「PLAUD NOTE」を試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年12月16日 12時0分

 PLAUD NotePinは、マグネットピン/リストバンド/クリップ/ネックストラップの4つのスタイルで、アクセサリー感覚で身に着けることができる。バッテリー容量は270mAhとNOTEから大分少なくなっており、連続録音も最大20時間までとなる。

 ボタン類はないが、表面を軽く押し込むと録音が開始、もう一度押し込むと終了する。

●利用シーンによる使い分け

 PLAUD NOTEもボイスレコーダーには見えないのだが、会議の席などで机上に出しておいても違和感はないだろう。「録音します」と声を掛けて操作すれば、すんなりと受け入れられそうだ。

 通話録音に関しては、ケースバイケースといったところだろうか。iOS 18.1以降では、iPhone自体に通話録音機能が追加されている。Pixelでは利用できないが、Galaxyなどの一部Android端末でも通話録音は利用できる。こうしたOSやデバイスの機能なら、Bluetoothヘッドセットを利用した通話も録音できるので、汎用(はんよう)性は高い。

 対してPLAUDE NotePinは、アクセサリーにしか見えないので、そもそも会議などの場に身に着けていくのが難しいかもしれない。ただ、それ以外の場では常に身に着けていられるデザインなので、思いついたアイデアを音声で記録しておくなどの使い方に向いていそうだ。最大20時間の録音が可能なため、その気があれば起きてから寝るまで、常に録音しておくこともできる。

●録音後の機能は同じ AI関連はクラウド処理

 見た目が大きく異なるPLAUD NOTEとPLAUD NotePinだが、録音後の機能に差異はない。というのも、PLAUDのサービスにおいて、NOTEもNotePinも単なる外付けマイクに過ぎないからだ。

 PLAUDの売りであるAI関連は、基本的にはスマートフォンを経由してクラウドで処理される。PLAUD NOTEやNotePin以外で録音した音声データでも、アプリに取り込んで利用することが可能だ。ただし、アプリはPLAUD NOTEかNotePinがないと利用を開始できない。

 スマートフォンに取り込んだ録音データは、まず、クラウド上で文字起こしを行う。文字起こしには、OpenAIのWhisperが利用されており、話者認識にも対応する。文字起こしの体感的な精度は7~8割と言ったところだ。一部専門用語などは正しく認識できない部分もあるが、全体的な内容は問題なく理解できる。

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