1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

2024年にグッと来た「デジタル仕事道具」ベスト5

ITmedia PC USER / 2024年12月18日 12時0分

 側面の拡張ボタンが、3列×3段というレイアウトなのもポイントだ。こういった拡張ボタンを指先だけで判別するには、「前/中/後」および「上/中/下」の3×3が限界で、どちらかが4つになると途端に判別しづらくなる。

 ボタン数が9個なのはやや物足りないのだが(実は筆者にとって14個というのは最低限必要な数である)、使い勝手も考慮するとベターな選択肢というわけだ。

 Amazonのブラックフライデーで入手したこのマウス、直後にやや値上がりして現在は5000円を超えているが、この価格をキープしてもらえれば、今後製品が壊れた時も気兼ねなく買い足しできる。ひとまず最小限のスペアは入手済みだが、後はとにかく製品が長きにわたって継続してくれることを祈るばかりだ。

 続いては、一風変わった時計部門だ。

●時計部門:ノア精密「MAG無線LANアナログ掛時計シグナルキーパー」

 2024年に購入した製品の中で、2025年以降も間違いなく追加購入するだろうという確信があるのが、Wi-Fi経由でNTPサーバにアクセスして時間を自動的に合わせる機能を持った、いわゆるWi-Fi時計だ。

 一般的な電波時計が、住宅環境によっては電波を受信しづらいケースが多いのに対し、このWi-Fi時計はWi-Fiさえ利用可能ならば、1日1回、正しい時刻をNTPサーバから取得してくれる。窓際に持っていって強引に時刻を合わせたとしても、置き場所を戻してしまうと次回以降うまく行くか分からない電波時計と違い、信頼のおける時刻を常時表示できるというわけだ。

 筆者が購入したのは、発売後すぐに終息したニトリの「SW 009TG」と、ノア精密から発売中の「MAG無線LANアナログ掛時計シグナルキーパー」の2点だが、両者を並べて設置しても秒針の位置まで一致していることからして、正確に時刻は取得できていると見て間違いない。

 単三形乾電池2本で寿命は8カ月ないしは1年と、もう少し長いとベターなのだが、電池切れでもWi-Fi設定は保存されるそうなので、致命的な問題ではない。

 現時点では、まだデザインはベーシックでホームユースにはやや無機質で、年月日や温度/湿度が分かるなどの付加価値もないのだが、今後これらのバリエーションや付加価値が増えれば、自宅の各部屋にある全ての壁掛け時計を置き換えていくことになるだろう。他メーカーの算入も含め、来年以降の展開に期待したいジャンルだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください