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14型(16:10)×2で実用性が増したサンコーの2画面モバイルディスプレイ「DMAC24HBK」を試す

ITmedia PC USER / 2025年1月6日 12時0分

 OSDメニューは省電力関連の項目が追加になっており、フルスクリーンモードへの切り替えは物理ボタンで行うためか、このメニュー内からは消滅している。また画面回転も同様に物理ボタンでのみ切り替える仕様になっており、このメニュー内に項目はない。ちなみに音量関連の項目は上画面のOSDメニューにのみあり、下の画面側にはない。

 また従来モデルでは、OSDメニューで1つ上の階層に戻るためには項目末尾にある「リターン」を選ぶという、やや面倒な操作方法だったが、本製品では物理ボタンとしてこの「リターン」が用意されたので、上の階層への移動も直感的に行えるようになった。従来モデルの欠点だった部分が確実に見直されている印象だ。

●実売4万円台前半でお買い得度はアップ

 以上のように、従来モデルで明確に欠けていた点が改良され、折りたたみ式の製品としては機能も充実し、使いやすくなった。アスペクト比が16:9から16:10に変更されているのも、縦に長い画面を求めるユーザーにはプラスだろう。VESAマウント穴こそなくなったが、多くのユーザーにとってはそれほど大きな問題ではないはずだ。

 実売価格は従来モデルの3万9800円に対して4万2800円ということで、価格差はプラス3千円だ。画面サイズは一回り小さくなっているとはいえ、フルスクリーン機能が使えるようになっただけでなく、付属のUSB Type-Cケーブルが1本追加され増えているなどのプラス要因もあるため、お買い得さはむしろ上がった印象がある。競合にあたるアイティプロテックの製品(5万円台半ば)と比較しても安い。

 強いて挙げれば従来モデルがそうだったように、このお買い得さゆえ、品切れの心配があるのが懸念点だろうか。モバイルディスプレイを探しているユーザーはもちろん、デスクトップを中心に利用するサブのディスプレイを探しているユーザーにも、お勧めできる製品といえそうだ。

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