デスクトップPCこそ「Thunderbolt 4」が便利 実は導入ハードル低く、ケーブル類がスッキリ
ITmedia PC USER / 2025年1月6日 17時25分
デスクトップPCでもThunderbolt 4を導入すれば、ケーブルをまとめられる
最大40Gbpsのデータ転送速度を持つ規格「Thunderbolt 4」は、ドッキングステーションとの接続や給電、映像転送といった用途が多いことから、ノートPCで活用される印象が強い。
一方で、デスクトップPCでは「あらかじめThunderbolt 4に対応したマザーボードを用意する必要がある」という先入観から、Thunderbolt 4に対応したハイエンド製品を選択した人しか恩恵が得られないと思いがちだ。しかし、実はデスクトップPCにこそ、Thunderbolt 4がもたらす恩恵は大きい。
そこで今回は、デスクトップPCにおけるThunderbolt 4の導入効果や、「実は導入ハードルが低い」ことについて紹介しよう。
●Thunderboltとは?
まずはThunderboltとはどのような規格なのか、簡単に概要を紹介しよう。Thunderboltは、光ファイバーケーブル1本で周辺機器などを接続する「Light Peak」というIntelが提唱した規格を基に、PCと周辺機器を接続することを目的にAppleとIntelが共同開発した規格だ。
現時点で第5世代目の「Thunderbolt 5」までがリリースされている。コネクターはThunderboltからThunderbolt 2まではMini DisplayPortで、Thunderbolt 3からThunderbolt 5はUSB Type-Cが採用されている。
もともと、主にApple製品で採用されていた「FireWire」の後継ということ、そしてコネクターが当初はMini DisplayPortだったということもあって、Mac向けのインタフェースというイメージが強かった。しかし、コネクターがUSB Type-Cに変わったThunderbolt 3からは、Windowsでも搭載製品が増えてきたこともあり、Thunderboltの存在感が徐々に増してきた。
Windowsでも採用製品が増えたThunderbolt 3からThunderbolt 4は、最大40Gbpsの転送速度を実現している。1本のケーブルを接続するだけで、周辺機器を1つにまとめるだけでなく、映像出力まで行えるという大きな特徴を持つ。
そして最新のThunderbolt 5は転送速度が最大80Gbps(非同期通信時は最大120Gbps)と、Thunderbolt 4と比較して大幅な性能向上が見られる。ただし、Thunderbolt 5は対応機種や周辺機器がまだ少ない。本記事では比較的安価に環境が構築できるThunderbolt 4の導入を基に取り上げたい。
この記事に関連するニュース
-
MSI、Intel(R) B860 & H810チップセット搭載マザーボードを発表
PR TIMES / 2025年1月7日 10時15分
-
コネクタが自由に動く!?両端のコネクタが回転するType-Cケーブル
ITライフハック / 2024年12月20日 15時45分
-
ATENが11台のデバイス接続が可能なUSB-C ドッキングステーション(100W電源パススルー対応)を2024年12月19日より発売
PR TIMES / 2024年12月19日 17時15分
-
レシーバーがUSBハブになる!ワイヤレスマウス「USB-Cハブマウス」
ITライフハック / 2024年12月17日 23時30分
-
USB Type-Cケーブル1本で、最大2台のディスプレイ映像出力!スタンド一体型ドッキングステーション
ITライフハック / 2024年12月17日 21時0分
ランキング
-
1「虫の本送ったよ」 LINEしてきた母、荷物を開けると…… 愛がつまった“4万円の本”の正体に「そのノリで送っていい本じゃねぇぞ」
ねとらぼ / 2025年1月9日 7時30分
-
2PlayStation 4が直面する「厳しい現実」 大作ラッシュからハブられ「SIEも見限った?」
マグミクス / 2025年1月9日 7時40分
-
3あのゲームだけは絶対アンインストールしたくない……!海外ゲーマーたちが選ぶ「絶対入れたままにしておきたいゲーム」
Game*Spark / 2025年1月7日 12時30分
-
4「小さいころはこれだった」 会社の大掃除で見つかった“まさかの絶滅危惧種”が170万表示「まだ生き残りが」
ねとらぼ / 2025年1月9日 12時0分
-
570周年特別記念ver「ゴジラ (1995)」が予約受付開始!闇夜に輝く眼光や、体表の発光まで大迫力
インサイド / 2025年1月9日 5時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください