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持っているだけで楽しい! “ゲームボーイオマージュ”のAndroidデバイス「AYANEO Pocket DMG」の実力を試す

ITmedia PC USER / 2025年1月29日 12時20分

 少し前に販売を開始したAYANEO Pocket Sでは、前面をオールガラスにするなど高級感を押し出していたが、こちらは全体的にプラスチッキーでチープなイメージだ。レトロな雰囲気を出すため、あえて狙ったような気がする。

 下半分はコントローラーが占める。左上から時計回りに十字ボタン、ABXYボタン、STARTボタン、SELECTボタン、AYASpaceボタン、タッチパッド、左ジョイスティックだ。

 AYANEO Pocket MICROを除くその他のAYANEO製品と異なり、ABXYボタンの配置がNintendo Switchと同じであることに注意が必要だ。とはいえ、これはAYASpaceで入れ替えられるので、好みの配置にすると良いだろう。

 Retro Colorバージョンはカラーリングがより一層、初代ゲームボーイのオマージュになっている。十字ボタンのダークグレー、ディスプレイ周りのライトグレー、ABボタンのえんじ色などだ。残念ながら筆者は初代ゲームボーイを持っていないのだが、昔、遊んでいたという人であれば、懐かしさもひとしおだろう。

 ぐるりと外観を見ていこう。左側面にはスピーカー、LCボタン、Menuボタン、音量ダイヤル兼MagicSwitch、ターボボタンがある。右側面にはmicroSDメモリーカードスロット、指紋認証一体型電源ボタン、カスタムボタン(=の刻印)、RCボタン、スピーカーだ。

 MagicSwitchは、クルクルと上下に回せばデフォルトで音量の上げ下げを行えるが、垂直に長押しして表示されるメニューをダイヤルで選べば、輝度、パフォーマンス、バイブレーション、ファンなどの設定へと変えられる。

 例えば、MagicSwitchを長押ししていったん指を離し、上下に回して輝度を選び、短押しして確定すると、次からはMagicSwitchを上へ回すとディスプレイが明るく、下へ回すと暗くなり、短押しで最低輝度になる、という具合だ。

 他も見ていこう。下部にはマイク、USB 3.2 Gen 2 Type-C端子、電源インジケーターランプがある。上部にあるのは排気口だ。ファンをMAXにすると、かなり強い風が吹き出してくるので、向かい合って座っていると、相手から「向きを変えて」といわれてしまうレベルなので注意したい。

 背面には給気口、R1/R2、L1/L2ボタンがある。デフォルトではボタンの色は本体と同じだが、メタル塗装の施された換装用部品が用意されている。

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