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「GeForce RTX 5080」への乗り換えはアリ? 「GeForce RTX 3080 Ti」搭載PCで試した結果

ITmedia PC USER / 2025年1月29日 23時5分

接続バス:PCI Express 5.0 x16(PCI Express 4.0互換)

消費電力:360W(推奨電源容量:850W)

(※1)DSC(データ圧縮)を利用した場合

 今回レビューするGeForce RTX 5080 Founders Editionは、NVIDIA“自ら”が設計した2スロット厚のグラフィックスカードで、寸法は約137(幅)×304(奥行き)mmとなる。先代の「GeForce RTX 4080 Founders Edition」と比べると、幅と奥行きは変わらないものの1スロット分薄くなっている。

 消費電力(TGP:トータルグラフィックスパワー)は360Wと、わずかなだが先代(320W)から増している。サードパーティー製のグラフィックスカードの多くは3スロット厚であることも手伝って、「薄くなったのに電力消費が増している……」と、ちょっとした浦島太郎(?)感を覚えてしまう。

 GPU補助電源は「16ピン(12V2x6)×1」で、旧規格では「8ピン×3」相当が必要となる。本製品の場合、16ピンから8ピン×3に変換するアダプターも付属しているので、電源容量にゆとりがあれば旧規格の電源でも対応できる。

●今回“パワーアップ”するPCについて

 今回、GeForce RTX 5080 Founders Editionで“パワーアップ”するIntel NUC 13 Extreme Kitは、約2年前にレビューしたもので、当時の「Intelお勧め構成」である。主なスペックは以下の通りだ。

・CPU:Core i9-13900K

・Pコア:8基16スレッド(3GHz~5.8GHz)

・Eコア:16基16スレッド(2.2GHz~4.3GHz)

メモリ:DDR5-5600 32GB SO-DIMM×2(Kingstone製)

ストレージ:1TB SSD(1000G Kingston FURY Renegade PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD)

外部GPU:GeForce RTX 3080 Ti(TUF Gaming GeForce RTX 3080 Ti OC Edition)

OS:Windows 11 Pro バージョン24H2

 CPUは実質2世代前で当時のフラグシップモデルだ。今でも十分に戦える。一方で、GPU(グラフィックスカード)のGeForce RTX 3080 Tiは、2021年6月にリリースされたもので登場から3年半が経過しており、「まだまだ戦える……!」ともいえるし、「新世代が出たなら取り換えてもいいのでは?」とも考えられる。

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