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「GeForce RTX 5080」への乗り換えはアリ? 「GeForce RTX 3080 Ti」搭載PCで試した結果

ITmedia PC USER / 2025年1月29日 23時5分

 続けて、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク(FF14ベンチマーク)」を試してみよう。本ゲームの場合、解像度プリセットはHD(1280×720ピクセル)/フルHD/4Kの3種類だが、今回はフルHD/4Kと、カスタム解像度としてWQHDを「最高画質」のフルスクリーン表示でテストした。本プログラムでは、GeForce RTXシリーズの超解像技術「DLSS(Deep Learning Super Sampling)」を利用できるが、今回は「60fpsを下回る場合に有効」としている。

 結果は以下の通りだ。

・GeForce RTX 5080

・フルHD:2万9860ポイント

・WQHD(カスタム解像度):2万64559ポイント

・4K:1万5865ポイント

GeForce RTX 4080

・フルHD:3万277ポイント

・WQHD(カスタム解像度):2万3988ポイント

・4K:1万3849ポイント

GeForce RTX 3080 Ti

・フルHD:2万6128ポイント

・WQHD(カスタム解像度):2万362ポイント

・4K:1万1395ポイント

 どのGPUも、全解像度で「非常に快適」または「とても快適」評価となった。最上位ではないものの、ハイエンドだけある。

 ただ、少し不思議な部分がある。3DMarkのように全解像度で「5080>4080>3080 Ti」となると思いきや、フルHDでのみ「4080>5080」となったのだ。試しに何度かやり直してみたものの、結果は変わらずだった(上記はベストスコア)。

 環境とゲームエンジンのバージョンが異なるため単純比較は難しいものの、この現象は先日のGeForce RTX 5090におけるFF14ベンチマークでも同様となっている。FF14シリーズのゲームエンジンでは、GeForce RTX 50シリーズのフルHD解像度のみ“何か”あるのだろうか……?

 もちろん、WQHD/4K解像度では5080がスコアを順当に首位に立った。3080 Tiとの比較では1.14~1.39倍のパフォーマンス向上を果たしている。約2年前は3080 Tiでも「すごいなぁ」と思っていたところ、約3年半もすればGPUはさらに進化してしまうものなのだなと、感慨深い。

Cyberpunk 2077(DLSSテスト)

 ここ数年はハイエンドGPUでも負荷的にキツい「超・超重量級ゲーム」が存在する。その典型例が、CD PROJECT REDの「Cyberpunk 2077」だ。このタイトルは最新技術を取り入れることにも積極的で、1月23日に公開された「パッチ2.21」では最新の「DLSS 4」に対応し、GeForce RTX 50シリーズでは「マルチフレーム生成」によるフレームレート向上を実現し、超解像処理に用いるAIモデルに新型の「トランスフォーマーモデル」も導入された(従来モデルも選択可能)。

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