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「GeForce RTX 5080」への乗り換えはアリ? 「GeForce RTX 3080 Ti」搭載PCで試した結果

ITmedia PC USER / 2025年1月29日 23時5分

 そこで今回、パッチ2.21を適用した上で、プリセット設定では一番高負荷となる「レイトレーシング:オーバーレイ」の4K解像度における平均フレームレートを計測してみた。今回はGPUによって使えるDLSS設定が異なるが、有効にした場合は全てAIモデルをトランスフォーマーモデルとしている。結果は以下の通りだ。

・DLSSオフ(ネイティブ解像度)

・GeForce RTX 5080:19.83fps

・GeForce RTX 4080:16.1fps

・GeForce RTX 3080 Ti:4.85fps

DLSSオン(フレーム生成オフ)

・GeForce RTX 5080:60.07fps

・GeForce RTX 4080:53.38fps

・GeForce RTX 3080 Ti:38.83fps

DLSSオン(シングルフレーム生成)

・GeForce RTX 5080:95.81fps

・GeForce RTX 4080:90.88fps

DLSSオン(マルチフレーム生成2X)

・GeForce RTX 5080:136.35fps

DLSSオン(マルチフレーム生成3X)

・GeForce RTX 5080:173.3fps

 ハイエンドとはいえ、さすがに“次点”のGPUでは最重量設定のネイティブ4K描画をこなすのは厳しいようだ。3080 Tiでは平均で5fpsを割り込んでおり“紙芝居”もいいところである。

 しかしDLSSを有効化すると、いずれのGPUもプレイを楽しめるフレームレートは確保可能だ。5080であれば、この時点でスムーズさの1つの基準である平均60fpsを達成できる。

 さらに、ハードウェア依存のあるフレーム生成を有効にすると、4080や5080は90fpsの大台に乗る。ここまでくれば“ヌルヌル”で楽しめるだろう。

 加えて、5080でのみ使えるマルチフレーム生成は、描画の滑らかさをさらに高める。1フレームに対して3フレームを補間する「マルチフレーム生成3X」設定なら、平均で173.3fpsを達成できる。理論的にはフレーム生成オフ時の4倍のフレームレートが出ても良いような気もするのだが、3080 Ti比で最大4.46倍まで引き上げられるというのであれば、十分な気もする。

●動画のエンコードはどう?

 別記事で解説したが、GeForce RTX 50シリーズは新世代の動画エンコーダー(第9世代)/デコーダー(第6世代)を搭載している。

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