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インテルがCore Ultraシリーズを自作PC/ノートPC両面でアピール 気になるモデルの姿も

ITmedia PC USER / 2025年2月11日 15時5分

インテルがCore Ultraシリーズを自作PC/ノートPC両面でアピール 気になるモデルの姿も

主要なPCメーカーのノートPCが一堂に集結した

 インテルは2月6日、報道関係者に同社の近況を説明する定例イベント「インテルプレスセミナー」を開催した。今回は親会社である米Intelにおけるパット・ゲルシンガー氏のCEO/取締役の退任と2024年度第4四半期(※1)決算の報告の他、日本法人としてのインテルの取り組みなどが紹介された。

 セミナー会場には、Intel最新の「Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)」(開発コード名:Lunar Lake/Arrow Lake)に関連する製品が所狭しと展示されていた。

(※1)Intelの会計年度は毎年1月~12月(年度の終了日は毎年数日変動する)

●自作PC向けマザーボード

 デスクトップPC向けのCore Ultra 200Sプロセッサ用マザーボードは、現状においてゲーミング向け製品が先行しており、徐々にバリエーションが広がりつつある。今回のセミナーでは、ASRock、ASUS JAPAN、エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)、日本ギガバイト(GIGABYTE)の4社のゲーミングマザーボードが1モデルずつ展示されていた。

 ASRockは、Intel Z890チップセットを備えるハイエンドATXマザーボード「PHANTOM GAMING Z890 Nova WiFi」を展示していた。本製品は特にVRM(電圧レギュレーターモジュール)の設計にこだわっており、安定した高性能を確保しつつ長寿命化を実現している。

 ASUS JAPANもZ890チップセットを備えるハイエンドATXマザーボード「ROG STRIX Z890-F GAMING WIFI」を展示していた。本製品はAIベースのチューニング機能「ASUS AI Intelligence」が特徴で、Core Ultra 200Sプロセッサで新たに搭載されたNPUもオーバークロック可能だ。

 MSIは、Intel B860チップセットを備える高耐久ATXマザーボード「MAG B860 Tomahawk Wifi」を展示していた。本製品もAIを意識した設計で、UEFI(BIOS)とユーティリティーアプリ「MSI Center」にAI昨日を組み込んでいる。組み立てやすさにも配慮した設計であることも安心だ。

 GIGABYTEは、メモリ回りのオーバークロック(OC)に注力した、白色のMini-ITXマザーボード「B860I AORUS PRO ICE」を展示していた。AORUSブランドのマザーボードの特徴の1つである「D5 Bionic Corsa技術」によってAIを生かしてDDR5メモリのオーバークロックを自動で行ってくれることが特徴だ。

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