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大河「べらぼう」鱗形屋の末路に「翔んで埼玉」の大阪府知事重ねる視聴者続出「2日連続でロクでもない片岡愛之助見てる」【ネタバレ】

iza(イザ!) / 2025年2月9日 20時45分

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の登場人物、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)(C)NHK

俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合など)の第6回が9日、放送され、俳優の片岡愛之助が演じる地本問屋の鱗形屋孫兵衛をめぐる展開に、前夜にフジテレビ系で放送された映画「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」で演じた役柄との共通性を見出して面白がる視聴者が続出した。

天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児にとなった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。この日の放送で鱗形屋は、板元(版元)としての独立を志す蔦重を、吉原細見(幕府公認遊郭である吉原のガイドブック)の「改め」(改訂版を作るために吉原の最新情報を調べる係)として雇い入れ、以前蔦重が手がけた斬新な構成の細見や遊女を草花に見立てた「一目千本」のように、入銀(出版前に集める出資金)を募りやすく大ヒットが見込める出版物の企画を考えさせた。何年か鱗形屋で働いた後、のれん分けを狙う蔦重は頭をひねり、つまらないと言われている青本(挿絵入りの読み物)のストーリーを今風にアレンジすれば新しい読者が開拓できるのでは持ちかけ、鱗形屋も乗り気になった。

しかし、明和の大火で蔵が焼け、板木や紙も失った鱗形屋は経営が苦しく、大坂の板元が出版している「増補早引節用集」(字引)の偽板(海賊版)「新増早引節用集」を夜な夜な摺っては偽の板元名義で販売し、その利益で糊口をしのいでいた。蔦重はこの闇商売に気づいていたが、告げ口は性に合わないとして、鱗形屋の行く末は天に任せようと決めた。偽板は、鱗形屋の顧客である小島松平家にも納品され、取り立てて名産品のない同家の財政の大きな支えになっていた。そんななか、江戸を訪れた「増補早引節用集」の板元、柏原屋(川畑泰史)が、市中の店先で「新増早引節用集」を発見。奉行所に訴え出たことで犯人探しが始まる。累が及ぶことを恐れた小島松平家家老の斎藤茂右衛門(蔵元康文)は、勘定奉行の松本秀持(吉沢悠)に賄賂を贈ってもみ消しを図った。後日、犯人探しを手伝っていた御書院番士の長谷川平蔵宣以(中村隼人)に率いられた同心たちが鱗形屋を捜索。店内から節用集の在庫や板木などの証拠品が見つかり、鱗形屋と店の者は連行されることになった。しかし吉原で平蔵と顔なじみだった蔦重は見逃されたため、鱗形屋は彼が密告したと思い込んで、恨み言を叫びながら連れられていった。

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