明治「きのこの山」「たけのこの里」実質値上げへ…SNS嘆き「もう高級品」「中身スカスカだと寂しい」

きのこの山

明治は17日、2月1日出荷分から冷凍食品やチーズ、飲料などの値上げを順次実施すると発表した。チョコレート菓子「きのこの山」と「たけのこの里」の2品目については、5月20日発売分から内容量が減り、実質値上げとなる。相次ぐ値上げにSNSには落胆の声が広がっている。

同社は今回の価格改定について、原材料価格の高騰のほか、人手不足や社会情勢に伴うエネルギーコストの上昇など製造、流通コストの上昇が背景にあると説明。このような状況をふまえ、「きのこの山」と「たけのこの里」は価格を据え置いたまま、内容量を減らすと発表した。「きのこの山」は現行の74グラムから66グラム、「たけのこの里」は70グラムから63グラムへの変更となり、ともに1割ほど減少する。

人気チョコレート菓子の実質値上げにSNSには、「ステルス値上げ」「もうお菓子も高級品」「きのこの山とたけのこの里は1個2．5～2．6gみたいだから3個位減らされる？」「そのうち入ってるの2個とかになるな」「2080年ごろには箱だけか」「コスト上昇はいい 給料あげてくれ」といった反応がズラリ。内容量の減少に「それなら箱も小ちゃくしてほしいw 箱大きいのに中身スカスカだと寂しいよぉ」「値上げで同じ量の方がええわ」「内容量据え置きで値上げの方がいいな。食べ終えた時の満足感が…」といった声も聞かれた。

ちなみに明治は昨年6月と7月にも、原材料価格の高騰などを理由に「きのこの山」と「たけのこの里」を値上げしていた。