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河合優実、父親役の錦戸亮を絶賛「思慮深く、心ある方」 NHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」7月9日スタート

iza(イザ!) / 2024年7月9日 13時18分

――父親役を演じた錦戸亮さんとは、「不適切にもほどがある!」では夫婦役でしたが

「まさか、こんなに短い期間でまたご一緒できるとも、親子の次に夫婦とも、思ってもみなかったです。同じく宮藤官九郎さん脚本で、錦戸さん主演のドラマ『ごめんね青春!』を10年前にテレビの前で食い入るように見ていた中学生の私に伝えたらすごくびっくりすると思います。どちらの現場でも実は共演シーンの数がすごく多かったわけではなかったのですが、『家族だから~』の現場では、思い悩む私に、そんなに考えこみすぎずちゃんと休み休みやりなねと父のような兄のような笑顔と優しさをくれました。そんな言葉を軽やかにかけてくれながらも、面と向かって言葉を交わすシーンでは、なんというか錦戸さんの瞳と肉体から父の愛情が溢れてきて、その大きな熱を私も受け止めました。鮮明に覚えています。思慮深く、心ある方だと思っています」

――地上波で今回初めて視聴するみなさんへのメッセージを

「他者との繋がりがどんどん希薄になる今、岸本家が強く強く手を繋ぎあって大笑いしながら明日へ進んでいく姿に、私は力をもらいました。愉快で、たいへんで、楽しくて、どうしようもなくて、うるさくて、むかついて、おもろくて、そんなこんなで生きている人々の物語です。たとえ生きている境遇が違っても、観てくださる皆さんにとって、このドラマが、人生讃歌になったら良いなと思います。良いドラマです! 一緒に笑いながら、ご覧ください!」

岸田奈美さん コメント

「奇跡のようなドラマです。どこにもないのに、どこにでもある家族。笑って泣いて怒って驚いて、ありとあらゆる感情のジェットコースター。観ているだけなのに、まるで同じ人生を歩んでいるかと思うほど愛おしくなる演者たち。昨年の初回放送から会う人、会う人に『とにかく第一話を観てくれ!』と、もう何度言ったかわかりません。度肝を抜きにかかってくる第一話を観てしまえば、もう、あなたは岸本家を応援せずにはいられません。家族という言葉を越えて、家族を描き出すことで、家族を救う本作が、たくさんの人のもとに届く日がやってきて、本当に嬉しいです。河合優実さんが主人公・七実を演じてくれたことの喜びを、わたしはきっと、岸田家の末裔まで語り継ぎます。成長していった七実と、七実の中で成長していった優実さんの姿に、今もずっと支えられています。わたしが流せなかった涙を、あんなふうに流してくださって、本当にありがとうございました」

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」あらすじ

岸本七実(河合)は高校生。学校では、きらきらした一軍女子たちの輪に入れずに、今日も同じ三軍同士、天ヶ瀬環(福地桃子)と授業でペアを組まされていた。いささか自意識をこじらせながら暮らしていたある日、母のひとみ(坂井)から連絡が入る。ダウン症の弟、草太(吉田)が万引きをしたかもしれないという。ありえないことが次々と起こる七実のてんやわんやな日々が続いていく。

大好きだった父、耕助(錦戸)の死、あまりにマイペースな祖母、芳子(美保)との生活など、さまざまな出来事と向き合い、必死で笑い飛ばし、時々涙しながら、七実は「作家」としてブレイクするのか?

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