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朝ドラ「虎に翼」9月13日第120話あらすじ 寝たきりのタッキー(滝藤賢一)は小橋(名村辰)稲垣(松川尚瑠輝)に見舞われ最後の力振り絞る

iza(イザ!) / 2024年9月12日 8時15分

(左から)佐田寅子(伊藤沙莉)、小橋浩之(名村辰)、多岐川幸四郎(滝藤賢一)、稲垣雄二(松川尚瑠輝)、汐見圭(平埜生成)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第116~120話)の第120話が13日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第24週「女三人あれば身代が潰れる?」振り返り

昭和43(1969)年、寅子は、かつての上司で、ガンを患った多岐川幸四郎(滝藤賢一)を見舞った。多岐川家には、最高裁事務総局事務次長になった寅子の元上司、汐見圭(平埜生成)の家族が同居しており、妻の香子(ハ・ヨンス)は寅子の学友で、本名が「崔香淑」という朝鮮半島出身者だった。娘の薫(池田朱那)は母が出自を隠していたと知って傷つき、両親の考えに反発していた。

昭和44年1月、寅子は東京家庭裁判所少年部部長に就任。第5代最高裁判所長官には桂場等一郎(松山ケンイチ)が就き、司法の独立の厳守を報道陣に訴えた。この頃、戦後生まれの若者たちによる学生運動が激化し、東大の安田講堂を占拠する事件が発生。機動隊に逮捕された若者の中に薫がいた。

寅子の学友で「山田轟法律事務所」を共同運営する山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)は、実父を殺害した事件の被告で保釈された斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)の弁護を引き受け、事務所に手伝いとして居候させていた。美位子は実母が家を出て以来、長年に渡り父親から夫婦同然に暮らすことを強いられ、父の子を2人も出産。仕事先でできた恋人と結婚しようとしたが、逆上した父から監禁と暴力を受け、苦境から逃れるために父を殺した。よねたちは尊属殺人罪を憲法違反と主張。殺人罪を適用したうえで、正当防衛か緊急避難で減刑を訴えるつもりだった。昭和25年、寅子らの恩師、穂高重親(小林薫)は当時、尊属殺人の重罰規定を違憲と主張したが、多数決で判決は合憲とされた。よねは20年近く覆っていないその規定に挑むため、最高裁までいく覚悟を決めていた。

そんななか、政権与党の政民党が緊急記者会見を開き、幹事長の寒河江が「裁判制度に関する調査特別委員会」の設置を表明した。最近の判決に偏向が見られるため、必要に応じて司法人事に意見するという趣旨を聞いた桂場は、すぐに裁判官会議を開催。判決に不服があるなら法的手続きで争うべきで、人事介入など言語道断という総意を取材に来た報道陣に伝えた。最高裁からの異例の抗議に、委員会の設置は棚上げとなった。

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