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朝ドラ「おむすび」1月17日第75回あらすじ 阪神大震災から17年、記憶が風化するなか、結(橋本環奈)らは次世代に伝える思いを新たにする

iza(イザ!) / 2025年1月16日 8時15分

佐久間菜摘(田畑志真)、美佐江(キムラ緑子)、高橋要蔵(内場勝則)、福田康彦(岡嶋秀昭)、米田愛子(麻生久美子)、花、結(橋本環奈)、聖人(北村有起哉)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)第15週「これがうちの生きる道」(第71~75回)の第75回が17日、放送される。

平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。

「おむすび」第15週「これがうちの生きる道」振り返り(ネタバレ)

2010(平成22)年春、結と翔也(佐野勇斗)は大阪のアパートで新婚生活を始め、家事を分担しながら共働きし、公私ともに充実した日々を送っていた。ある日、体調を崩した結は病院で腎盂腎炎と診断され、同時に妊娠も判明。重症妊娠悪阻で脱水症状となっていたため、そのまま1週間ほど入院することになった。

病院の管理栄養士、西条小百合(藤原紀香)は、体内の電解質のバランスを取り戻すことを優先し、結に絶食を提案。半信半疑で指導に従うと、結の熱は下がり吐き気も軽減した。西条は、何気ない会話から、結が喜びそうな食材や調理法を工夫した病院食を提供しており、やれる範囲で最善を尽くし、患者の命を支えるのが管理栄養士の仕事と説明した。患者にストレスをかけずに寄り添う彼女の仕事ぶりに結は感動した。

平成23年、結は第一子となる女児を出産し「花」と名付けた。その年の3月11日、東日本大震災が発生。姉の歩(仲里依紗)は被災の映像を見て呼吸が荒くなり、靴職人の渡辺孝雄(緒形直人)は阪神大震災で亡くなったひとり娘の真紀(大島美優)のことを思い出した。米田家を含め、被災地から遠く離れた神戸の人々は、阪神大震災を経験した自分たちにできることはないか、それぞれに考え、行動に移していった。

1カ月後、産休中の結のもとに、栄養専門学校の同窓生、湯上佳純(平祐奈)が訪ねてきた。佳純は大きな被害が出た宮城県気仙沼市で支援活動を行うボランティアに参加。合同救護チームのメンバーには訓練を受けた医師や看護師が多く、避難所の食事の状況を確認しようとしても後回しにされ悔しい思いをしたが、目の前の命を救うことで精いっぱいで何も言えなかった。救援物資置き場では、薬や食料などが未整理のまま山積みにされており、せっかくの物資が本当に必要とする人の手に届けられない実情に愕然とした。

歩は、自身が提案したカスタムシューズでギャルから「ナベベ」と呼ばれ親しまれるようになった孝雄が納期を遅らせたいと古着店の相原三花(松井玲奈)に連絡したと聞いて心配し、店に駆けつけた。孝雄は東北に靴を送る準備を進めていた。阪神大震災では裸足でケガをした人も多かった。今回も被災地ではそうで、特に子供の靴が不足していた。そんな孝雄を歩は手伝おうとしたが、「ギャルやったら、ギャルにしかできんことせえ」と言われ、何ができるか思案した。

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