「光る君へ」妍子（倉沢杏菜）「好、き」禁断のアプローチ 義理の息子、敦明親王（阿佐辰美）にW不倫誘う「和泉式部超え」「花山天皇以来の“逸材”」

（手前）藤原妍子（倉沢杏菜）、敦明親王（阿佐辰美）、（奥中央）藤原娍子（朝倉あき）（C）NHK

女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」（NHK総合など）の第41話が27日、放送され、三条天皇（木村達成）の2人目の后、藤原妍子（きよこ、倉沢杏菜）が、義理の息子にあたる敦明親王（阿佐辰美）に直球告白する衝撃の場面にさまざまな反響が寄せられた。

平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部／まひろ（吉高）の幼少期からの生涯と「源氏物語」の執筆や、権力者、藤原道長（柄本佑）とのかかわりを軸に描く波乱の一代記。妍子は道長の次女で、道長は自分と家族の権勢を将来にわたって固めるために、三条帝がまだ東宮だったころに妍子を入内させ、天皇の候補になりうる皇子を産ませようと画策している。妍子は派手好きで浪費癖があり、入内した当初から東宮が一回り以上も年上であることに不満を抱いている。第40話（10月20日放送）では、金遣いの粗さを諫める道長に対し、「父上の御為に我慢して年寄りの妃になったのです。これ以上我慢はできませぬ。あ～あ、どうせなら（東宮の第一皇子である）敦明様がようございました」と本音をぶちまけて、道長をあ然とさせた。

この日の放送で、三条帝の即位を受けて、亡き一条院（塩野瑛久）の中宮・藤原彰子（見上愛）と入れ替わりに、帝の女御として後宮の藤壺に入った妍子は敦明親王を招いて御簾越しに話をした。敦明が請われるまま狩りの話を続けていると、妍子は御簾の外に出て敦明に顔を近づけ「好、き」と告白。敦明はあわてて「おやめくださいませ」と制したが、妍子はさらに「だって敦明様も（妃の）延子様より、私のほうがお好きだもの」と迫った。そこへ、敦明の母で帝の1人目の女御である藤原●子（すけこ、朝倉あき）が「そこまで！」と声をあげ、敦明を叱責してその“非礼”を妍子にわびた。そして、すっかり興ざめして御簾の中に戻った妍子に、帝にはこのことを黙っていてほしいと深く頭を下げて懇願した。

994年生まれの妍子と976年生まれの三条帝の年の差は18歳開いており敦明とは同い年とは言え、妻帯者である義理の息子に悪びれることなくアプローチする奔放さに視聴者は仰天。SNSには「ここにも肉食系が」「す・き…面白すぎるw」「こんなんスキャンダルやろ！」「和泉式部を軽く超えてきたな」「花山天皇以来の“逸材”（爆）」といった声が続々と寄せられた。

※●＝女へんに成※