大谷翔平効果！？ ドジャースとダイソーと複数年契約 ANA、TOYOTIREに続き、日本企業が続々とスポンサーに名乗り

1回の打席に立ったドジャース・大谷翔平。その後ろには「DAISO」の広告が掲載されていた。手前はカージナルス・マイコラス＝ドジャースタジアム（撮影・蔵賢斗）

大手100円ショップのダイソーを展開する大創産業（広島市）は23日、大谷翔平投手、山本由伸投手が所属する米大リーグ・ドジャースと複数年のスポンサーシップ契約を結んだと発表した。ドジャースは、大手航空会社の全日本空輸、タイヤメーカーのTOYOTIRE、医療メーカーの興和と契約を結んでおり、日本企業との連携を強めている。

今回の契約により、本拠地で行われるすべての試合の1回裏攻撃中に「DAISO」のロゴが掲載される。21日（日本時間22日）に大谷が報道陣から取材を受けた際に用意された背景にもドジャース、ANA、TOYOTIREと並んでDAISOのロゴが掲載されていた。2月の春季キャンプやオープン戦でもDAISOのロゴが見られた。

8月28日のオリオールズ戦では、大谷のバブルヘッド（首振り）人形が配布される予定。大創産業は、「世界中の人々の生活をワンプライスで豊かに変える」という社是のもと、日本発のグローバル小売業を目指している。2001年に世界展開を開始したDAISOはドジャースが本拠地を置く米カリフォルニア州に約60店舗を出店したほか、ニューヨークなどにも店舗を構えている。30年には、米国に1000店舗を目標に掲げている。