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朝ドラ「虎に翼」第15週(7月8日~)あらすじ 「家庭裁判所の母」と呼ばれるようになった寅子(伊藤沙莉)が離婚調停を担当、その妻(美山加恋)が…

iza(イザ!) / 2024年7月6日 8時15分

(中央)佐田寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第15週「女房は山の神百石の位?」(第71~75話)の第71話が8日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第14週「女房百日 馬二十日?」振り返り

昭和25(1950)年の春、家庭裁判所の広報活動の影響ですっかり有名人になった寅子は一層忙しくなり、家庭のことは義姉の猪爪花江(森田望智)に任せきりになっていた。そんななか、初代最高裁長官、星朋彦(平田満)の著書の改稿作業の手伝いを頼まれ、休日返上で星の息子である航一(岡田将生)と作業に没頭。横浜地裁の判事を務める航一の穏やかながらも考えていることが全く読めない態度に戸惑いながらも、寅子は仕事を離れて法律と向き合える時間を楽しんだ。しかし、休日にも遊んでもらえなくなったひとり娘の優未(竹澤咲子)は、家に持ち帰った原稿の執筆に楽しそうに勤しむ母を見て複雑な思いを抱いていた。

そんななか、星が出版を待たずに亡くなり、二代目の最高裁長官に山本紘作(矢島健一)が就任した。新憲法のもとでの最高裁初の判断、尊属殺の重罰規定についての議論が始まるなか、寅子は日本人の梶山裕司(菟田高城)とフランス人のルイーズ(太田緑ロランス)の離婚調停を担当。2人の子供、栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親は親権を放棄したがっていた。

最高裁では尊属殺の重罰規定について15人の判事のうち13人が合憲と判断。反対を表明した判事のうちの1人が寅子の恩師、穂高重親(小林薫)だった。ある日、寅子はそんな穂高が最高裁判事を退任すると知らされ、最高裁人事課長の桂場等一郎(松山ケンイチ)から頼まれ、退任記念祝賀会を手伝うことになった。穂高からたくさんの恩義を受けながらも、法曹界に入った後は理想と現実の間でぶつかり合うこともあった寅子は、気まずい気持ちのまま会に出席した。

祝賀会で、穂高は壇上で自らの軌跡を振り返ったが、「結局、私は大岩に落ちた雨垂あまだれの一滴にすぎなかった…」という話を聞いた寅子は激怒。花束を贈呈する役を放棄し、会場から出た。桂場は寅子の行動を「ガキ!」などと非難したが、寅子は表情を一切変えず、追ってきた穂高に対し「謝りませんよ、私は」と謝罪を拒否した。そして、謝っても反省してもダメならどうすればいいのかと取り乱す穂高に「どうもできませんよ!」と言い放ち、「女子部のわれわれに『報われなくても一滴の雨垂れでいろ』と強いて、その結果、歴史にも記録にも残らない雨垂れを無数に生み出したことも! だから私も先生に感謝はしますが、許さない。納得できない花束は渡さない! 『世の中そういうものだ』と流されない。それでいいじゃないですか! 以上です」と続けた。

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