1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

[Japan In-depth 編集部]【米五輪王者衝撃の告白「私はトランスジェンダー」】~65年の偽りの人生にピリオド~

Japan In-depth / 2015年6月6日 13時48分

ゴシップネタに過ぎないと茶化されたり、批判的な意見もあるが、ケイトリン・ジェンナーの誕生はトランスジェンダーに対する知識を普及させる機会になった事は間違い無い。また世界中のLGBT社会に勇気と希望を与えたと、彼女のカミングアウトを「革命的」だと絶賛する声も実に多い。雑誌が公開された当日にケイトリンが開設したツイッターアカウントが、立ち上げからたった4時間でフォロワー数が100万人以上を突破し、オバマ大統領の最短記録の5時間を破った。記録はギネス世界記録の公式ホームページでも公表された。更に、7月に行われる大手スポーツ専門局ESPNが主催するスポーツ選手に贈られる年間表彰式で、勇気をたたえる「アーサー・アッシュ賞」を受賞することが決定している。

70年代の“オール・アメリカン・ヒーロー”は、21世紀にはトランスジェンダーの象徴的スターとして生まれ変わった。60年以上も続いたしがらみと抑制からやっと解放された彼女だが、今後も世間とメディアの批評から逃れることは難しそうだ。

 

(注1)性転換手術までは行わないが、異性の社会的性的役割や規範に収まりたい人。また性別に応じた社会で認識されている役割や規範に収まらない傾向を含む、あらゆる個人および行動、グループに当てられる名称。

(注2)様々なテーマにおいて「意欲を起こさせる」プロの演説者。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください