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[Japan In-depthチャンネルニコ生公式放送リポート]【日本は謝罪し続けるのを止めよ】~安倍首相米上下両院合同議会での演説に期待 古森義久氏に聞く~

Japan In-depth / 2015年6月8日 11時0分

オバマ大統領との会談での注目点としては、日米同盟の顕示に加え、AIIBや大詰めを迎えているTPPの最終合意等が挙げられた。古森氏はワシントンでこうした問題をフォローしてきた立場から、沖縄の基地問題にも触れ、翁長知事が辺野古への移設を阻止しようとしていることについて、「翁長氏は、この問題を安全保障の問題だと見ていない。環境問題だとみている。」と指摘し、環境問題だけでこの問題を語るのは不十分だという立場を示した。

日本周辺における有事について、①朝鮮有事②台湾有事の二点をアメリカは想定している。さらに最近では、中国の軍事的な動きや、中東情勢も気になる部分である。「沖縄県民が犠牲になってしまっているが、やはり今のままだと、日米同盟が必要だ」と古森氏は語った。

AIIBについて、古森氏は「日本の慎重な姿勢に賛成だ」と述べた。今までの国際的な枠組みというのは、アメリカが主導することが多かったが「皆でやりましょう」というスタンスだった。しかし、今回は「中国の中国による中国のための銀行」であると言われている。台湾、香港を外していることからもそれが顕著だ。「本来あるべき国際機関の出発としては違うと思う」と古森氏。日本でも財界から「バスに乗り遅れるな」という声も聞かれるが、古森氏は「どこに行くかわからないバス。ましてやバスかどうかすらわからない。」と話した。安易に参加するのではなく、今後もこの動きを注意深く見守っていくことが重要だろう。

安倍首相の米国訪問では様々な点で注目が集まっているが、日本が今後前向きに進めるよう、的確な判断、慎重な言葉選びを期待する。

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