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[Japan In-depth 編集部]【LGBTの権利と社会的結束】~ザルツブルグ・グローバルセミナー、杉山文野氏に聞く~

Japan In-depth / 2015年8月1日 23時34分

人口の残り92.4%(注2)にどの様にアプローチするかということも差別を軽減するには欠かせない戦略の一つだと杉山氏は述べた。苦しみや辛さのアピールではなく、先に紹介したティファニーの婚約指輪の広告案などのように、ハッピーなイメージで社会の意識を変えていくことが手段ではないかというコンセプトだ。一方で、そうしたアプローチを良く思わないLGBTの人もいるという。杉山氏はそういった当事者達も含め、今回のザルツブルグ・グローバルセミナーの主テーマでもあった「社会的結束」に人々を導くことが、自身の役割であると述べた。

 

注1)東京レインボープライド2015ではLGBT当事者並びにその支援者(Ally)と共に、「“生”と“性”の多様性」を祝福し、つながる「場」を提供する。主なものとして、「パレード&フェスタ」を開催し、「レインボーウィーク」というキャンペーンを実施している。

引用元:http://tokyorainbowpride.com/about-us/

 

注2)株式会社電通におけるダイバーシティ(多様性)課題対応専門組織「電通ダイバーシティ・ラボ」(以下、DDL)は、全国の69,989名を対象に、LGBTを含む性的少数者=セクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT層)に関する広範な調査を実施した。その結果、LGBT層に該当する人は7.6%、LGBT層の商品・サービス市場規模は5.94兆円となりました。

加えて、今回の「LGBT調査2015」では、LGBT層を支援・支持する一般層にまで広がる消費傾向が浮かび上がった。DDLではこの傾向を "レインボー消費"と名付け、今後、新たな消費の形として深掘りしていくとしている。

引用元:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/0423-004032.html  

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