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【女性のがん対策の鍵:低検診率改善】~地方と国の連携が不可欠~

Japan In-depth / 2015年10月20日 15時46分

先進国の中でも最低レベルである日本の検診受診率を上げるために、国と地域、そして医療現場や市民が全力で取り組む必要があることが確認されたことは意義深い。そのためには、国と地方の連携が不可欠だ。一方で、公に過度に頼る日本人の特質も考えねばならない問題だ。健康維持は自分自身の問題であり、がんを罹患してからでは遅い。からだのチェックを定期的に行い健康を保つ努力を怠れば、そのつけは自分に返ってくる。その当たり前の事実を再認識することが何より重要だと感じた。健康であることは自分のためだけではない。自分が大切にしている人にとってもまた重要なのだ。


注1. がん対策推進基本計画中間発表(2015年6月)
注2. 福田護氏(認定NPO法人乳房健康研究会理事長、聖マリアンナ医科大学付属研究所ブレスト&イメージング先進医療センター附属クリニック院長)
注3. コール・リコール(Call/Recall)...受診行動の定着化のために、対象者への繰り返し個別勧奨すること。
注4. 鈴木光明氏(公益社団法人日本産婦人科医会常務理事、新百合ヶ丘総合病院がんセンターセンター長、自治医科大学名誉教授)


トップ画像:ⓒ乳がん・子宮頸がん検診促進議連応援団

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