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[林信吾]【ハロウィンはキリスト教会の行事ではない】~米で独自に始まった説も~

Japan In-depth / 2015年10月29日 18時0分

いずれにせよ、ケルト起源の行事で、WASP(ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタント)が支配する米国で広まった、という歴史があるため、南欧カトリック圏では、ほとんど相手にされていない。私の見聞の範囲でも、マドリードなど、アイスクリーム屋の店先にカボチャの飾りがあった程度だ。メキシコ出身の友人に聞いてみたところ、ハロウィンだからと言って、夜中に悪魔の仮装で出歩いたりしようものなら、「よくて狂人扱い、おそらくは検挙、下手をしたら射殺」という目に遭う、ということだった。これがまあ「世界の大勢」なのだろう。と言うより、夏休み中からハロウィンの話題で盛り上がっている国なんて、世界中で日本だけに違いない。

私は実は、金剛禅総本山少林寺の僧籍にある、れっきとした仏教徒なのだが、ハロウィンを苦々しく思ったりなどしない。これまで人類の歴史の中で、宗教的正義の名のもとに、どれだけの血が流されただろうか。

もうひとつ、前述のメキシコの例だけでなく、世界には「怪しい奴」は警察が問答無用で射殺しても、やむなしとするような国の方が、圧倒的に多い。それを思えば、若い女性が死者や悪霊の仮装をして練り歩き、無事に家に帰れる日本の平和は、なんとありがたいことか。この平和を壊す行為には断じて「正義」などない。

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