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「地方創生」の鍵は“地方議会改革”にあり~第3回地域政党サミット~

Japan In-depth / 2016年2月1日 18時0分

「日常圏域ニーズ調査」というアンケートを実施し、地域ごとの課題を把握。例えば認知症の高齢者が多い地域に重点的にグループホームを設置するなどの施作を実施する。介護保険を「卒業」する高齢者を増やすことは、高齢者自身はもちろん、自治体の財政健全化の為に非常に重要なことだ。

この日、参加した木下博信埼玉県議会議員は、「志を持った、何かを生み出したいという人が集まっていた。居眠りの多い議会とは違う。」と話した。また、川崎市議会議員を目指す坂巻良一さんは、「同じ思いを持つ仲間を集めて地域政党を作り、地域政党サミットにも参加したい」と力を込めた。

「地方議員は必要。」と思う人はどれだけいるだろうか。自分の地域の議員が何をやっているかわからないと感じている人も多いのではないか。しかし、本当の意味での地方創生の実現には、地域のことは地域で考えるという視点は不可欠。議会は、その議論の中心であるべきだ。

地方議会はこのままではいけないー。それが地域政党サミットに参加する議員たちが感じている共通の危機感だ。この危機感を、実際の活動に結びつけ、地方議会から日本を変えるという動きに広げていけるのかが、地方創生のカギとなっていくのではないか。

トップ画像:ⓒJapan In-depth編集部

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