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飯島勲内閣参与の奇妙な議論 日本の待機児童問題その2

Japan In-depth / 2016年4月18日 12時0分

「だけど、安倍内閣は一億総括役社会の柱として女性の活躍を掲げているしね。(中略)女性の意欲を後押しする内閣だから」

衣の下の鎧が見えたな、と感じたのは、私だけであろうか。

一見するとこの「個人的な意見」は、民主党政権時代の「子育て手当」を罵倒したくだりとの自家撞着に目をつむれば、少子化対策と言えども、できるだけ税負担の軽減を図りたいという、至極まっとうな発想に思える。

しかしその実は、女性は子供を産んだら当面は社会的な活動よりも子育てに専念するのが「合理的」だとの本音を吐露しているに過ぎないのだ。

さらに言えば、安倍内閣の言う「一億総括役社会」とやらは、端的に

「年金とか、福祉はもはや当てにしないで、みんな働いて税金納めてほしい」

との本音を、働く意欲を持つ高齢者や女性を後押しするとの甘言で包み隠しているのではないか。飯島氏の一文を読んで、ますますその疑いを強くした。もちろんこれは私の「個人的な意見」であるが。

それよりなにより、野党が仕掛けた国会論戦も、それに対する飯島氏の論難も、保育の現場における子供の立場というものが、きれいに忘れ去られているのではないか。

次回、元保育士や現役幼稚園教諭の声を紹介しつつ、この問題に斬り込む。

 

※  引用は全て同誌47頁より。本文でも述べたが、大変面白い連載だと思う。

(「死ね」とまで書かれた国 日本の待機児童問題 その1 もお読み下さい)

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