LGBTへのいじめの実態明らかに
Japan In-depth / 2016年5月8日 9時54分
「小4の時にオカマとか女ったらし、とか呼ばれ始めて。いじめに合わないように、自分で必死にオカマキャラで通しました。家族にも言えなかった。高校2年でようやくmixiのゲイコミュニティで、自分と同じような人と知り合い、他にもゲイがいるんだ、と分かったんです。」こうして17歳の時、菊本さんは両親にカミングアウト、今は親戚も含め理解してくれているという。
自身の経験から菊本さんは社会の理解を高めることが必要だと言う。「(自分たちのような人たちを守る)法制度や学則などがない。(理解がある上司や先生に遭遇できるかどうかは)運次第じゃないですか。社会の認知度や理解を深めていくことが大事だと思います。」と語った。
今、社会における多様性を認めようとする機運が高まっている。しかし、単一民族の日本において、様々な議論があることも事実だ。LGBTの子供たちに対するいじめや虐待の問題を彼らだけの問題に矮小化してはならない。今、改めて日本社会が「多様性」を認めることが出来るのかどうか問われている。
トップ画像:報告書内の漫画は、ヒューマン・ライツ・ウォッチがインタビューした方々が、ご自身の経験を自らの言葉で語ってくださったお話に基づいている。いくつかのシーンでは、ストーリー展開に必要な文章が追加されている。© 2016 歌川たいじ
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