トヨタ・スズキ提携交渉“第2のトヨス”か? その3
Japan In-depth / 2016年10月24日 22時0分
ホンダはこれからも孤高な立場を貫くのか、GMとの付き合いを深めるのか、それともGM以外の企業との結びつきを模索するのか、出資する、ないしは出資を受け入れる、そんなオプションまでも考えるのか、全く相手にもしないのか。ただ言えることは、その提携相手の候補企業がどんどん少なくなっているということでしょう。仮に提携を模索する段階でも、周りには誰もいなくなった、となりかねない状況。または提携の相手は、必ずしも自動車会社とも限らず、グーグルやアップル・マイクロソフトに見られるようなIT系企業だったり、ウーバーなどの異業種だったり、勿論日本企業とは限らない、ということかも知れません。
ただ、自分の得手ではない土俵で、提携先との協業がうまくいくのか、ただ単に飲み込まれるだけ、それならば、やはり自前でやった方が良いという判断もあります。
二輪車でヤマハにOEM供給する、というのは小さな変化ですが、ロボットやビジネスジェットに進出する過程でも、技術提携・共同開発が必要となることは必至でしょう。トヨタとスズキの合同会見では、“見合い”だ、“婚約”だという言葉が飛び交いましたが、この分野ではA社、あの分野ではB社と、やや不適切な言葉になるかもしれませんが、結婚相手が、ないしはパートナーは何人いても結構、という世界なのでしょう。それこそホンダは四輪・二輪・汎用・ロボット・飛行機と何でもありな訳で、今問題の多重国籍、また一夫多妻制の最先端を行ってもいいのかもしれません。
(了。全3話。その1、その2もあわせてお読み下さい。)
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