1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

東京都議選後の重い宿題 東京都長期ビジョンを読み解く!その54

Japan In-depth / 2017年7月24日 12時13分

小池都知事によりよい修正案を提案したり、画期的な調査をしたり、都庁の取り組みをバックアップしたり、都庁の行革の支援をしたりというところが期待される。


支持者や支持団体に迎合する、出世だけを考える方には早期にご退場いただきたい。



■【メディアの宿題】都ファの推薦組織・団体を報道せよ


都民ファーストの会を推薦している組織・団体を明らかにしたメディアは見られなかった。新聞で取り上げられたもので、私が目にしたのは「連合東京」くらい。どんな組織・団体が推薦を出しているのかくらいは報道するのが責任というものだろう。


なぜなら、10年後に振り返ったら、単なる自民党系利益団体から転換するだけの権力闘争に過ぎなかったね、ということになりかねない。


今後は、各事務事業ごとに




・事務事業の予算・金額


・関係者・受益者、その金額


・事務事業の目標達成度


・施策への貢献度



を吟味・検証する報道が求められる。



■【都民の宿題】都政を監視しSNSで発信せよ


今回の選挙、国政と都政をごっちゃになっている人も多くいた。というか、それが普通だったのだろう。都政の施策や事務事業は、以下の点がこれまで整理されてこなかったのだから仕方ないことだろう。




・予算は適正な額か


・納税者が納得できる使い方か?


・施策にひもづく事務事業の優先順位は的確か?


・行政の役割は正しいか?


・個々の事務事業は効果が出ているのか?他のやり方はないか?


・有効性、効率性、公平性で見直す必要はないか?



そもそも都民にとって区市町村はまだしも、「東京都」は遠い存在。直接的に関係することは少ないが、多くの多大な影響を受けている、そういう存在。どのような仕事をして、どのような成果をだしているのか、理解するのが難しい。私事で申し訳ないが、筆者も都政とは何かを分かりやすく整理する必要を感じたし、今後この執筆で理解を促進し、皆さんの関心を喚起する文章を作らなければと考えた。


都民の皆さんが困っていることがあったら口に出そう。納得がいかないことには疑問を呈そう。SNSで発信しよう。今回当選した都議会議員の方々は皆さんに耳を傾けてくれるはずだから、気軽にメッセージを送ろう。


関心を持たなくなった瞬間に、政治は一部の集団が闊歩する余地を生む。


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください