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インドネシアで麻薬犯射殺急増

Japan In-depth / 2017年8月26日 18時0分

インドネシアのこうした最近の麻薬犯罪容疑者の殺害数の増加についてマスコミや人権団体などからは「ドゥテルテ流の荒療治でインドネシアも対処か」「フィリピンスタイルの血の捜査をインドネシアも導入」などと手厳しい批判が起きている。

こうした懸念に国家警察麻薬担当のブディ・ワセソ部長は「フィリピンのドゥテルテ大統領のその目的とするところは評価できるが、その真似をインドネシアはするつもりはない」と明言、これまでもそしてこれからも「超法規的殺人」と称される強硬で一方的な捜査は行わない姿勢を示している。

インドネシアのジョコ・ウィドド政権は現在テロとの戦いという大きな治安問題を抱えているが、その一方で大きな社会問題化しつつある麻薬戦争にも直面するなど厳しい政権運営が続いている。

注1)参考記事 Amnesty Indonesia “At least 60 people were killed along with the surge in shooting numbers of drug traffickers” 

※トップ画像:バンテン州セラン県アニェルの海岸で発覚した麻薬密輸事件。写真中央は摘発された1トンの覚せい剤 2017年7月13日 出典/TRIBRATANEWS CYBER NETWORK HP

(この記事には複数の写真が含まれています。サイトによって全て表示されない場合は、http://japan-indepth.jp/?p=35746でお読みください)

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