1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

北朝鮮ミサイルの「標的」は日本

Japan In-depth / 2017年9月1日 12時27分

見解を伝えていた。

同記事は「北朝鮮は今回のミサイル発射で日本国内のどのような標的をも攻撃できる能力を示して、日米の離反を図ろうとする意図をもうかがわせた」という専門家の意見をも載せていた。ここでもやはり日本は「通過」ではなく、「標的」という位置づけなのだ。

ミサイルが物理的に日本上空を通過しても、その意図は日本を標的とする攻撃能力の誇示だということだろう。

ウォールストリート・ジャーナル8月30日の記事もこのミサイル打ち上げを「北朝鮮の日本に対する正面からの挑戦」として描いていた。この記事は、挑戦された日本は軍事能力を大幅に増強して対応せざるをえないだろう、とも述べていた。

日米間のこうした温度差は日本が最大の脅威であるはずの北朝鮮に距離的に至近な点を考えると、さらに奇妙に映る。やはり日本は「憲法9条さえあれば、平和は守られる」という式の幻想的な平和観が主流となってきたことに大きな代償を払わねばならないのだろうか。

TOP画像:中距離弾道ミサイル迎撃実験の為発射された米THAAD(高高度迎撃ミサイルシステム) アラスカ州コディアック打ち上げ基地 2017年7月

出典)米国防総省 HP

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください