さらば「おっさん政治」女性初の宰相誕生へ
Japan In-depth / 2017年9月28日 12時24分
安倍宏行(Japan In-depth 編集長・ジャーナリスト)
「編集長の眼」
【まとめ】
・小池氏の会見に溜飲を下げた女性多し。
・小池氏が知事を辞して衆院選に打って出る可能性高い。
・「希望の党」のポピュリズム政策、しっかり見極める必要有。
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まさか、小池氏が総理の座を狙っているとは?とか書いてある記事を見ると、は?と思う。狙っていたに決まっているじゃないですか、最初っから。ま、知ってて書いているのかもしれませんが。
で、昨日の「希望の党」の記者会見。フラッシュの嵐をテレビで見た知人の女性(経営者:50代)は、「韓流コンサートみたい。(笑)あんなにたくさんのメンズを従えて気持ちいいだろうな~。」と感想を筆者のLINEに送ってきた。が、すぐ次のメッセで「ほんと、ある意味怖い女性だわ。」と続けた。偽らざる感想だろう。
例のYouTube動画にしろ、“リセット代表就任会見”にしろ、全部小池氏がシミュレーションしてきたことであろう。驚くに値しない。気の毒なのは若狭勝氏だ。露払いの役目を仰せつかり、一生懸命PRに励んできた。最後の最後で梯子を外されたが。都知事選から一人小池氏を応援し、自民党を離党して迄ついてきた若狭氏に「リセット」は失礼千万だろう、と思ったが、小池氏に「忖度」の2文字はないことを思い出した。自分が「こう」、と決めたら「そう」なのだ。何しろ“AI”だから普通の人間が叶うわけがない。そこのところ、多くの人が思い知ったことだろう。そこで、先の知人の「コワイ・・・」発言となるわけだ。
▲写真 都知事選に臨む小池百合子氏 2016年7月25日 ©Japan In-depth編集部
同じ日の夜にLINEしてきた弊社でインターンしている女子大生も「怖いんだけどw」と言ってきた。やはり想像できない展開を目の当たりにすると人間、恐怖するのか。しかし、恐れおののいていても仕方ない。船出した「小池丸」は、そう「日本初の女性宰相」という目的地に向けてまっしぐらだ。
その勢いは増すことはあっても鈍ることはないだろう。津波に飲み込まれようとしている民進党は、上へ下への大騒ぎ、見ていて滑稽なほどだ。しかし、彼らにとっては死活問題。まさに生きるか死ぬかだ。解党なんてまだるっこしいもの待ってられるか、さっさと離党して「希望の党」に合流だ!さもありなん。このありさまを見て有権者はどう思って見ているのだろうか?想像するだに恐ろしい・・・。
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