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羽ばたけ、女性起業家 東京都が後押し

Japan In-depth / 2017年10月1日 9時30分

羽ばたけ、女性起業家 東京都が後押し

安倍宏行(Japan In-depth 編集長・ジャーナリスト)

「編集長の眼」

 

 

【まとめ】

・東京都主催の女性起業家を支援するプログラム「APT Women」の第一期受講生が発表された。

・日本に埋もれている最大の未利用エネルギーである「女性の力」を生かし経済を活性化させる目的がある。

・受講者は女性起業家のロールモデルとなることが期待されている。

 

【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されず、写真の説明・出典のみ残っていることがあります。その場合はJapan In-depthのサイトで記事をお読みください。】

 

APT(Acceleration Program in Tokyo for Women)第一期プログラムキックオフイベントが、9月29日、都内で開催された。「APT Women」とは東京都が主催する女性起業家を支援するプログラムである。初の女性都知事としてこのプロジェクトを支援する小池百合子氏も登壇した。

 

・APT Women(アプトウィメン)事業概要

写真)デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 金澤静香氏

©Japan In-depth編集部

 

まず初めに、東京都女性ベンチャー成長促進事業APT Women運営事務局デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社の金澤静香氏が登壇した。金澤氏はまず、女性が起業しにくい現状の背景として、管理職経験の不足、企業やスケールアップに必要なノウハウを得られるネットワークの乏しさなどを挙げた。

こうした課題を解決するために立ち上がったのが‘APT Women’だ。スケールアップを目指す女性起業家に短期集中型育成プログラムを提供し活動をサポートしていく。プログラムは以下の内容で構成されている。

・国内アクセラレーションプログラム(3か月間)

1 講義型プログラム

2 イベント型プログラム

3 個別メンタリング

 

・海外派遣プログラム(2週間弱)

「国内アクセラレーションプログラム」の内、1つ目の講義型プログラムは、国内外の著名な起業家や投資家、ビジネススクール等の教授陣を講師として招き、課題を解決し得る知識・スキルやスケールアップに必要なノウハウの習得の他、起業エコシステムに対する理解をより一層深めるという。

2つ目のイベント型プログラムは、(受講生の)スケールアップに欠かせないビジネスパートナーと為り得る大企業との定期的な接触の機会を確保することで、事業拡大に必要なネットワークを築くこと目指す。

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