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歪んだ世界の日本観4 日本の女子中高生の13%が援交?

Japan In-depth / 2017年10月16日 21時55分

写真)デビット・ケイ教授

出典)University of California,Irvine HPより

写真)古賀茂明

出典)Twitterより 

写真)鳥越俊太郎氏

出典)本人HPより 

それがアメリカの学者の意見になり、しかも国連の報告にもなっていくというのは恐ろしいですね。キンモンス先生がおっしゃった偏見が政治の領域に入っていくと、やれ軍国主義だとかナショナリズムだとか、戦争犯罪への反省が足りないという批判につながっていくのではないでしょうか。

小泉純一郎総理が靖國神社に参拝していた頃、デビッド・マクニールという特派員から、「インディペンデント紙に靖國問題について書くので、古森さんの意見を聞きたい」という依頼がありました。東京でのことです。それで彼と特派員クラブで会ったんですよ。ところが、実は靖國問題というのは口実で、彼が聞きたかったのは、外務省が資金を出している日本の国際問題研究所のことだった。

写真)デビッド・マクニール

出典)Twitterより

その機関紙の英語版に、契約で『ニューヨーク・タイムズ』の社説も書いていた玉本偉(まさる)という学者が書いていた国際問題研究所の見解というのが、あまりに反体制的な左がかった趣旨だったから、私がそのことを指摘したんです。そのために研究所が謝罪し、玉本氏が辞めたので、産経の古森が言論弾圧したということになったらしい。それでマクニールは私を糾弾するために嘘をついて呼び出したんです。

特派員協会の会員用の機関紙、ナンバーワン新聞を彼らはハイジャックしていたから、その一面に私の写真を載せ、「古森がこんなひどいことを言っている」とたたいた。でも私も一応、特派員協会のメンバーだったから、その機関紙でメンバーをたたくのは、それだけでもおかしいじゃありませんか。

特派員の外国人記者も日本人を下に見ているから、たとえば安倍総理が、日本が普通の国になるため憲法を改正したいと発言するようなことをものすごく嫌うわけですよ。日本がほかの国と同じように自分の国を守るための軍隊を持つのは当然だと言うと、「軍国主義の復活だ。中国にまた攻め込むつもりだ」と騒ぎ出す。

慰安婦問題についても、中国、韓国の主張をただそのまま伝えるだけで、それに反論するのは右翼とウルトラナショナリストだけだと言い張るような仕組みができ上がってしまっている。これも、さっき先生がおっしゃった「文化」の問題かもしれませんが、そういう意味では、日本に関する偏向報道の拠点の一つは、日本にある特派員協会だと思います。

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