日韓の溝 埋めるのは困難 阿達雅志参議院議員
Japan In-depth / 2017年11月30日 10時24分
「細川珠生のモーニングトーク」2017年11月18日放送
細川珠生(政治ジャーナリスト)
Japan In-depth 編集部(駒ヶ嶺明日美)
【まとめ】
・日米関係は安倍首相―トランプ大統領の下、密になった。
・北朝鮮問題はアメリカが軍事的オプションを取るまでに、取りうる外交的手段はまだあるが、偶発的な衝突の可能性は否定できない。
・日米韓同盟が北朝鮮に対する圧力になるが、日韓関係の溝を埋めるのは難しい。
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トランプ氏の大統領就任から約1年。11月6日には日本で日米首脳会談が行われ、その後トランプ氏は韓国、中国、ベトナム、フィリピンを歴訪し、対アジア外交を行った。今回は、参議院議員で自民党外交部長の阿達雅志氏をゲストに迎え、今後の日米関係と対北朝鮮政策について、政治ジャーナリストの細川珠生氏が話を聞いた。
▲写真 日米首脳会談 2017年11月6日 出典)首相官邸
まず細川氏が「一年前にトランプ大統領が選出されて、安倍総理が会談をしてから約1年経つが、現状の日米関係をどう見るか。」と質問すると、阿達氏は「全体として日米関係は大きく改善した。オバマ大統領の頃は、電話で首脳会談をするといっても、なかなかスケジュールの設定ができなかった。しかし今はすぐにでき、二日連続して電話会談がセットされるということもある。安倍総理とトランプ大統領の繋がり・コミュニケーションは密になった。」と答えた。
細川氏が「安倍総理はトランプ氏の選出後にすぐアメリカに行ったり、2月にフロリダでゴルフ会談をしたり、今回の訪問でも日本でゴルフをしたりしている。日本側はアメリカに対してコミュニケーションをとる努力をしているということか。」と質問すると、阿達氏は「安倍総理が先進国の中では最初にトランプ大統領にアプローチして、そこでいろんな話をした。それがトランプ大統領にとっても良かったのだろう。2月の首脳会談のときにも、トランプ大統領が自ら記者会見で、『我々の間には強い繋がり、良い相性がある』と言っている。」と答えた。
その要因について、「お互いの信頼関関係の醸成に努力した、日本側の行動をアメリカも信じてくれているということか。」との質問に、
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