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政府批判ツイートで記者強制退去 インドネシア麻疹問題

Japan In-depth / 2018年2月7日 17時59分

 

 こうした背景もあり、インドネシア国民のパプア州への関心は低いのが実情で、今回のBBC記者への厳しい対応も「あまり積極的とは言い難い政府による支援の実態が海外に報道されることを危惧した治安当局の恐れが背景にあるのではないか」(ジャカルタのインドネシア紙記者)との見方が有力だ。

 

■ 政治年で政府、治安当局が敏感に 

 

インドネシアで自由な記者活動、報道を支援している「独立ジャーナリスト連盟」(AJI)はメディアの取材に「外国人の記者活動の規制、制限は遺憾である」と反対する立場を表明。その上でジョコ・ウィドド大統領が再三パプア州を外国人記者に開放してより多くのマスコミに実情を取材・報道してほしいとしていることに言及し「政府や大統領のそうしたパプア訪問歓迎方針があるにも関わらず、今回のような(BBC記者への)対応をしていることは、政府が訪問歓迎を真剣に考えていないことの反映とも言える」と厳しく批判している。

 

 インドネシア政府としては今年から来年にかけて統一地方首長選挙、国会議員選挙そして大統領選挙を控える「政治年」でもあり、8月には国威発揚の機会でもあるアジア大会の開催を控えていることもあり、民族、宗教、人種、階層といった社会の機微に触れる問題に関しては例年にも増して一層敏感になっているという現実がある。

 

 こうした時期に、開発が遅れたパプア地域で栄養失調や麻疹といったことが原因で子供たちが多数犠牲となっていること、さらに支援活動が十分いき渡っていないことなどから、内外の報道に神経を尖らせていることが、今回のBBCへの異例の厳しい対策に反映されているといえるだろう。

 

 

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