「難民」私達は何を知っているのだろう
Japan In-depth / 2018年2月11日 15時23分
「ニュースを見て、難民問題に興味を持っていた。日本ももっと難民や移民を受け入れることで社会がより豊かになるのではないか。パレスチナ料理も初めて食べたがとても美味しかった。」(都内の50代の自営業の女性)
こうした交流会は今後も2~3か月に一回は行われるという。
今回のイベントでは、食や音楽といった分野から入ることで難民問題を身近に、やわらかく理解することができた。難民と聞くと、遠い世界で起きていることのように感じてしまう。しかし、彼らも紛争が始まる前は今の私たちが送っているような当たり前の平和や何でもない日常があったのだ。
難民キャンプで、ある人がこんなことを言ったそうだ。「一番苦しかったのは、爆弾を空から落とされた時でも、過激派勢力に殺されそうになった時でもない。これだけのことが起きているのにも関わらず、世界の関心がないことに気づいた時だ。」と。彼らの存在を忘れることなく、日本の社会全体で、世界全体で考えていかなくてはならない。まずは明日、家族や友達と話してみようと思う。
トップ画像:会を主催した方々 ©Japan In-depth編集部
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