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体罰・パワハラについての一考察

Japan In-depth / 2018年5月25日 15時0分

 

人情溢れて知性的な大岡越前がたくさんいるならルールの適用は必要ないかもしれませんが、残念ながらそれは不可能ですし、時に人に依存したルールは暴走を起こしてきましたので、やはり全体をルールで一律に縛る必要があるのだと思います。

 

体罰を行う先生(悪質ではないもの)は熱い方が多い印象があります。星一徹も熱く、スクールウォーズの指導者も熱かったと思います。相手の人生に踏み込み人生を変えてやるんだという気概があります。おそらく本当に荒れた環境で、暴力を使ってでも引き摺り回してでも子供たちと向き合わなければならない場所というのはあるのだと思います。ですが、これも例外を認めると必ず悪用が出てくるので一様に禁止するしかないのだと思います。寂しい話なのかもしれませんが。

 

最後に体罰のことだけではなく、パワハラ、働き方改革、など一歩引いてみると、もっと大きな流れが私たちを包んでいることに気づきます。私はいつもマクロは何を言っているのかを聞こうとします。マクロに逆らっていいことはないからです。この個人の社会への転換を読み取り、それに向けた準備を子供たちにさせてあげる方が大切なのではないかと思います。

(この記事は2017年10月12日に為末大HPに掲載されたものです)

トップ画像/イメージ図 出典:pixabay photo by pavlifox

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